恐いほどの都鳥。

駒形橋の夕刻は、鳥の大群の餌場と化す。

カメラを向けると、餌と思ってか、
突っつかんばかりに頭の上に、

3羽4羽と至近距離で囲まれる。

「ちゃうちゃう。写真撮ってんの」

話がわかったのか、
「けちなおじさんほっとこー」

と、ばかりに、皆、逃げさって
今度は川面を突っつきはじめていた。

生きていくために頑張ってら。

おかえり

何年もたって再び手元に戻ってくる気持ちは
何ともいえずうれしい。
嫁に出した娘が

ただいまと言って返ってくるようだ。
それが綺麗に使われていると、

るんるん♪
鼻歌が出るほど嬉しくなる。
年季の入っているのは、自然の理。
悲しくなるときもたまにはあるが、

こう綺麗に加齢している姿を見ると、
一日気分がいい。

右は新品のときの姿。

不思議と守護仏プレートが、重くなって感じる。

風のお土産

ひさしぶりにS女史が訪ねてくださった。
正直な方で、何かで驚かそうとしているときは、
目が踊っている。

今日は…というと、案の定、
出てましたよ。

ありありと。

大きな包みを開いて、

「はい」
と、渡された。

何やら、ほおづきを小さくしたような…
「何だろう」わからない。

鼻をぴくぴく、答えを漏らしそうになっている。
ん~~~。
菩提樹の実?

気の実ということはわかるのだけれど
何やら、

わからない。

半透明のものもあるかと思えば、
どう見ても金剛菩提樹にしか見えないものもある。

「降参です(内心)」

「深大寺のムクロジです」

ああ~~。
まぎれもない。

黒い玉を見て、ようやく合点がいった

風が来るのを待って、
これだけの実が落ちてくるのを拾ってきて下さったのだ。
泣けてくる思いだ。

もしかしたら…
この人は…

トトロの回し者なのかもしれない…

トトロの子分は、うさぎも伴っていた。

なあんちゃって。

職人してました


店が閑散としているときは、すかさず手を動かす。
昨日とは打って変わって、お客様が少ない。

今できることは、今やらないと。

あ、そうだ。S女史の…

浅くさらしさって…

今日は・・・
昨日とは、打って変わって店は暇。
何故か自分だけがバタバタしている。

こんなときでもないと、できないことが山積みだから
仕方ない。

こんなに春の雰囲気が漂っているのに

風は、北西の風。

つめたーい。
さぶーい。

友人のCDを探しに、近くのレコード店に行った。
タワーレコード一位という実績を持つユニットなのに、
インディーズは注文受けないとか…

「固いこというなよ」と心に棘を持ちながらも
浅草らしいと言えばらしいか…などと
早々に諦めた。

浅草を離れて探すとしよう。

堂上げ、堂下げは来週でした。

示現会の影響は、大きかった。

堂上げ、堂下げは今日ではなかった・・・
以下のとおりでありました。

浅草神社本社神輿

3月24日(土)「堂上げ」
 午後6時05分浅草神社神職神霊入れの儀斉行
 午後6時50分神社発進本堂前に移御
 午後6時55分本社神輿三基 浅草寺本堂前に到着 本堂御扉開扉
 午後7時00分「堂上げ」開始
 午後7時30分浅草寺一山式衆読後、手締めにて解散

3月25日(日)「堂下げ」
 午前11時10分浅草神社宮司祝詞奏上、浅草寺一山式衆読経
 午前11時30分「堂下げ」開始
 午前11時45分「堂下げ」終了
 午後 4時00分本社神輿三基浅草神社へ還御し神霊返しの儀斉行

観音示現会

今日は示現会
推古天皇の御世、西暦628年大川(隅田川)から
地元漁師の網によって示現したとされる。
1400年近く前のその日なのである。
http://www.nenjudo.co.jp/page/sennsouji%20.htm

三社祭りも本来ならこの日に行なわれてしかるべきなのだろう。
まあ象徴的に、本社神輿が本堂にあがる。
これが見ものだ。

摩訶不思議

これなあんだ?

怒り顔

泣き顔

笑い顔

まあ・・・

さまざまだわ・・・

答えは・・・

これ。

ん?

まだわからないって?

種です。

そう。
オリーブの種の輪切りでした。

れっきとした念珠になります。

初雪

何の花だっけ。

いまだに植物の名前が覚えられない…
好きなんだけどねえ…

ぼやく。

そんなぼやきにめげることもなく
通りは、花で埋め尽くされる。

どうでもよいが、今日、雪が降った。