景観…地下鉄ビル(雷門ビル)

浅草の戦前の建物が壊され新しいビルにとって替わっていく。
スクラップアンドビルドで致し方ないとはいえ…
古さが浅草のモダンだとも言わないけれど…

ちょっと寂しさもなくもない。

東京メトロ(旧営団)の浅草ビルは
白黒を基調のおとなしいビルに仕上がっている。

1、2階が窓が大きいところを見ると、テナントでも入れるのかな。

創業当時は全館レストランだったと聞くが、
戦後は、どうひいき目に見ても
朽ち果てそうな建物にしか見えなかった。

過去の姿は、モダンを地でいく「ビルヂング」だったのだろう。

僕の知る範囲では、以前はこうだった。

もっと以前は、

こうだった。
浅草十二階凌雲閣を思わせる(低いけれど)風貌を持たせ、
当時としては、上野の松坂屋が遠望できるほど目立つ
ハイカラな建物だったようだ。

そう考えると、
新デザインのビルは、何の変哲もない
機能美はあっても、息吹を関させてはくれないなあ。
残念ではある。

今の地下通路の工事終了後は、
このビルにエレベーターであがれるようになる。

こうなるのだそうだ。

バリアフリーを考え
膨れ上がる乗降客数を考えるとこうならざるを得ないのだろう。

今は、まだこうだけれど。

もうひとつ、
遊びも欲しいなあ。

苦行像に苦行

左:苦行像  右:愛染明王

どちらもミニ仏です。

弥勒菩薩に見られるように単純な線で表現するものほど

難しい・・・・・・!

ガンダーラの苦行像にどこまで近づけるだろうか…

十三仏の季節

十三仏は、亡くなられて初七日、
ニ七日(ふたなのか)…
七七日(四十九日)一周忌…
と、それぞれを供養する仏様を一堂に会していただいたものが

十三仏

ほとんど絵像(掛け軸)が一般的。

十三仏を仏像でそろえるというのは、
あまり聞いたことがありませんが・・・

あえて、仏像で表現すると…

こうなりました。