中糸の怪

普通の紫水晶の念珠。
親玉(中央の大きい丸玉)を挟んで右と左と
紫水晶が通し糸に通った状態。

左右でどう感じられるだろうか。

左右の玉は全く同じ玉です。
と言えば、驚かれるだろうか。
あまりにも表情が異なると思う。

色だけではない。
玉内部のクラック(ひび割れ)や、
インクルージョン(内包物、不純物)が違って見えはしまいか。

演出効果を考えると、

奥の手は、実にいろいろあるのだ。

若さとは・・・

8月盆が目の前で、目が回った。

いつもだと7月盆は忙しいけれど、
比較的今の時期はのんびりしているのだけれど。

外人さんが、相変わらず多い。
その方々がプラスされるからなのかなあ。

そんな中、カイロの草分けの、おばあちゃん先生が来店された。
おばあちゃんなどと言ったら蹴飛ばされるだろう。
肉体年齢から言えばそういう尊称になるのだが、全くふさわしくない。

とにかくパワフルばあちゃんなのだ。

「何かお話し聞かせて下さい」と、お願いすれば
遠野物語から昔話を現地語で語ってくれる。

そう、岩手県遠野のお寺の娘さんなのだ。

ちょっと前には、横暴な若者を投げ飛ばした武勇伝を持っている。
今でも、やりかねない気迫は充分ある。

「さよなら」と、店を出れば、あっという間に見えなくなる。
遠くで振り返り、人混みで見えないものだから、
ピョンと飛び上がってバイバイをする。

忍者ハットリ君みたいだ。

昨日も患者さんが夕方から6人来院されて
終わったのは10時過ぎだったとか…
そして、今日も朝から縦横無尽に東京を歩き回り
患者さん宅を訪問する。

140cmと超小柄な体のどこにそんなパワーがあるのかと思わされる。

「おいくつになりましたっけ」
「84歳よ」と答えられた。

でも知っているんだ。実はね。

本当は86歳なんだってことを。

あ!これが若さの秘訣なんだ。
と、思った・・・