想えば逢える

大阪のMさんに誘われて、のこのこ家族の法要の席に参加させていただいたのがきっかけでお会いするきっかけをいただいたネイティブアメリカンのCさん。

縁とは不思議なもので・・・(いや、不思議と思うのは、我々人間の目で見るから不思議なだけで、当然なことなのだが)
すでに浅草の店には過去にいらしてくださっていた。

数時間のワークショップのような講演のようなひとときの時間で自然という概念を改めさせられた。

それから数ヶ月、お礼の手紙をを出さなくちゃと思いつつも忙しさに流された。

申し訳ないという思いと、またお会いできそうな気持ちの両天秤でいるうちに昨日、見覚えのある顔が目の前に立っておられた。

使い込まれたジーンズの上下に長髪を後ろに束ねたとび色の瞳の方が目の前にいる。
そうCさんだった。

懐かしそうな眼に時の隔たりを忘れた。
語る側と受講者なのだから、記憶に残るには難しいはずなのに、意思の疎通はすでに完了していた。

野生動物の保護に誠を込めて頑張っているが、彼女の活動を理解できない者も多いと話す。動物の命をいただいて生き残る人間の性はせめて感謝と誠の心をもっていただくべきだという彼女の意思にもろ手を挙げて同意する。

日本人の本来の心にもそんな自然を畏怖する素朴な心は存在した。
国が高度成長する中でどこかに置き去りにされてしまった命の問題。

原日本人の心をアメリカインディアンの彼女から教えられるのだ。

浅草のそら

すっきりした快晴。

「そら、そら」と書いているとお客様の子供さんの名前といつもだぶる。
そら君はどうしているかな・・・