思い切って窯元見学

取引先との関係で有田に足を伸ばした。

有田焼に三右衛門と呼ぶ窯元がある。
三右衛門と言っても、一つの窯元を指すわけではなく、
柿右衛門、今右衛門、そして今回訪ねた源右衛門を総称してそう呼ぶ。

浅草の店を開店した当初から源右衛門の香炉を扱いだした。
絵模様もさることながら緻密さと躍動感のある造形にほれた。

一度伝統のあるこの窯を覗いてみたかった。
この機会をのがしたらいつになるかわからないなと思い切って空を飛んだ。


整然とした敷地内。

この形態の窯は有田にも数件しかないと淡々と説明してくれた。
磁器の命、火入れにはこれほどの堅牢な窯が必要なのだ。
1200~1300℃で燃やす為には、いかに職人の工夫が必要か手に触れてみてよくわかる。


薪の山。


さすが歴史のある窯元らしく、古伊万里も資料室にふんだんに展示している。


あ~~疲れた。