聖観世音菩薩

以前は仏像の価格が下落傾向だったけれど、素材の高騰で目を覆うばかりに高まってきた。
白檀といっても老山白檀のことで2倍3倍と跳ね上がり、ついには輸入できなくなりました。という危機的状況になってきた。

一般のお客様の耳に入る情報ではないから、何のこと?
と、思われるかもしれないのだが、仏像やお香の製造現場では死活問題となっていることなのだ。

伽羅沈香が手の出せないほどに・・・金地金をはるかにしのぐ高騰ぶりには口をあんぐりとしているほかはない格好なのだけれど、老山白檀までもが、この危機的状況に陥るとは数年前には考えられないことだった。

老山つまり南印度マイソール産の白檀材が手に入らないので、東南アジアやオーストラリアはたまたアフリカ産の白檀に移行している。

ここだけの話し、その高騰ぶりに便乗して、白檀と銘打ち老山白檀以外の白檀を老山白檀の価格で販売する輩もいるそうなので注意が必要と思う。

そして職人の人件費も高騰してくることで追い討ちをかける格好となっているのが現状なのです。