水晶作品二点

オーロラ水晶と切子水晶のコラボ。

光に当てると・・・

水晶切子のチューブ玉に五色の水晶円プレートを組み合わせ。


太陽光だともっと良いのですけどね。

時代

昨日は義兄の母親の葬儀でした。
昨年の母の葬儀から半年。
再び近い親戚が集まることになり、遠路の親戚の中には初めて会う顔もあって、亡き人のおかげを感じさせられた。

姉家族とは、共働きの我が家としては格好の保育所だった。
正月ともなれば世の保育園は休園となり、乳飲み子を抱えた6人家族はにっちもさっちも行かなくなる。肉親はそんな我が家の臨時保育園になってくれた。
あちらも3人の子供たちそこに4人が合流するわけで、面倒を見てくれた姉夫婦には今でも頭が上がらない。
芋を洗うようにとは巧く表現した喩えでまさしくそんなことが毎年の行事だった。

一人独立し、二人独立していくことで、当家の子供たちも人の世話のいらないとしになってくるとなかなか泊りがけで世話になる機会もなくなってきたわけで、顔を合わせるのもままならなくなってきた。

この世に息をしたその時から見ていた甥や姪たちがわが子を抱いて、わが子をあやしている姿。姉のお産に付き合いながら、その悲鳴にたじたじとなり産院を逃げ出してきたそのときに生まれた三十路を越えた甥に運転してもらう車に案内してもらう。
そんな親族たちの姿をボーっと一日見ていました。

自分の中身を見れば20年、30年経っていようが殆ど変わらないつもりでいても、着実に時間は経過しているのだ。

時代がひとつ繰り下がった実感が湧いてきたのでした。
そして、命の連続ということもを・・・・・