キャンドルポットにこういう柄のものがある。
もう廃盤になってしまったので廃棄処分なのだけれどなんとなく捨てられない。

浜っ子の僕の子供時代は、とにかく海が間近にあった。
子供どおしで自転車に二人乗りして行けない距離ではなかったけど、泳いだあと眠くなってしまうので市電で行った。
中村橋を過ぎればもう潮の香りが吹いてくる。
とにかく真っ黒になるまで泳いだ。

泳いでくたくたになると、葦簾張りの掘っ立て小屋によしず張り、よしずに吹き寄せられた砂。カルピスの吹流し看板、氷の旗。照りつける太陽。乾いた喉。

次々に走馬灯となる・・・・