八仏の額

一体一体お守りいただくことはあってもなかなか守護仏の八体がまとまってお守りされることはまずないでしょう。

それぞれ単体になっても力強そうなお姿に描かれています。

お世話様

毎日つり銭でお世話になる5円玉。

お店が終わって売上の精算をしながら、ふとした一枚のコインに目がいった。
久しぶりにじっくり眺めてみた。

10円玉は、いつの間にやらギザのはいったものは一枚もなくなっていた。
そうだよね昭和33年が最後だもん。

5円玉は、ゴシック体の5円玉ばかりとなって、明朝体のものはこれまた一枚もなくなっていた。

よくみると昭和生まれもだいぶ少なくなっているなぁ。
けど昭和45年っていうロートルがあった。

ん?

僕が15歳の時に産声を上げたやつか・・・・
若いな・・・・

なんとも言えない気分になった・・・・

上ガーネット切子

ガーネットにもじつはランクがさまざまあります。
ざくろ石という別名のように熟れて今にも落ちそうな赤くなった芳醇な赤。

透明感のある爽やかな赤色がやはり命でしょう。

真実・友愛・忠実・勝利の石です。

何屋さん・・・?

僕が店を始めた頃と比べるとご来店いただくお客様の変化は著しい。。。

当時はまだ真面目に仏壇中心の販売に精を出していたし、ある意味ありきたりの商品しかおいていなかった。し、販売トークでものの売れる時代でもあった。

でもしかし・・・いつまでもそういう時代は続かないもので、且つ、販売する側が嫌になってくるのであった。

外からの刺激。。。つまりお客様という刺激、情報が微妙に店主の意固地な心に光を当ててくれたのである。
ししてまた、外国からのお客様は、日本人の常識という純粋培養した価値観をグラグラと根底から揺らすのであった。

ま、そもそも今の店舗を新築した時の開店時は、仏壇は全く入れず故難波淳朗氏の個展をもって開店したのだから、初めから奇妙な仏壇屋だったのだと思う。

今も、仏壇は置くが念珠、仏像(仏壇用ではない)、香り用品、キャンドル、巡拝用品、書道用品、と狭い店内にこれでもかと押し込んでいる。

じゃ何屋さん?と問われれば・・・・仏壇屋。と応えることにしているのだ。
なぜか・・・伝統文化をお伝えしていくのが仕事なのだと考えるから・・・。
ひっくるめて考えれば「仏壇屋」に集約されるからなのだ。