いやだいやだは嫌だ。だめだだめだは駄目だ

TONの良いところは、ひと晩寝れば前の日の嫌なことは、頭の中からすっかり消え失せていること。

子供時代はよく嫌がらせをされたみたいだ。
忘れてしまうんだから、マイナスの記憶なんてさらさらない。みんなよかった。楽しかった。

でも今になってよくよく考えてみると、あれはいじわるだよな・・・と思い当たることが見つかる。

物心ついてからこの方いや、正しくは思春期になる頃までだが、ひと晩寝ればリセットできた。が、思春期を迎えると天性のりセッターでは対処できないくらいの重圧が襲いかかるようになってきた。

そんな時はどうするかというと、何も考えないことにする。もしくは前向きに置き換えることにした。
何も考えないことにするためには、何かに夢中になること。特に運動系はよかった。今でも頭がいっぱいになりそうになると掃除をはじめるか、走りに行ってしまう。

も一つの方法が、必然として自分に起きたことなのだと受け止めてしまうことにしている。

嫌だ嫌だと思い続けるのは実に体に悪い。

だめだだめだと思い続けるのはさらにダメだのハードルが待ち構えている。

そんなことに気付いた時から、寝てしまって次の日に残るダメだは受け止めることで、積極的に消化できるようになった。

お預かりした念珠が海外ものの場合、日本の職人の制作したものとは比べ物にならない粗悪さがある。
最終的に念珠のスタイルをとっていればそれで良し。いつかは切れることまで想定する必要がどこにあるのか・・・新しいものを買えばいいでしょ。が、見えてくる。

以前から何度も取り上げさせていただいてはいるが、ここ最近はさらに増えているような気がする。
治す場合は玉の組成を変えない限り難しいものもある。
玉穴を変えるだの、磨きをかけるだのと根本治療が必要な場合もある。

けれど、時間とお金がかかる。
下の状態でいいとなる。ということは、こちらも外国の方法をトレースするということなのだ。

いやだ。

少しでも良くしてお返ししたい。

ない頭をひねくり回す。けど良い方法なんて見つからない。

そんなおもいでいるから玉の順序を間違えたり、余計な力が入ったりミスを繰り返す。

いやだーー。

でもそろそろ転換しないとね・・・・

自分がやらしてもらう意味をありがたく思わなくっちゃね。

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