思考、試行中  

梵字は既に彫り込んでいるので上下のスペースをどう利用するかです。

うつくしの香

数奇な運命を辿ってきたがようやく本製品で落ち着いた。

歌舞伎の名門の役者が起縁となってその監修により香りが創られた。

鬢付け油か役者にほのかに漂うそんな白檀をベースとした香りが何とも言えず人気を博したが理由あってその手を離れもう再販されないのだろうかと半ば諦め基調だった。が、今日パッケージも新たにリリースされた。

良かった。お客様からも何度か聞かれていて、答えに窮するなんてことも。なんと答えて良いやら、まぁそれだけ根強い人気があったことの裏返しといえば裏返し。でもね情報も出さないで時間をかけすぎだよーと販売側からは思うのだが、さて。どうなることやら。

香りはもとのまま。白檀ベースの甘い香りは変わらなかった。

沈香の香合 久しぶりに面白いのが出ましたね。

最近の沈香の細工物って原木がなかなか良質のものに恵まれないので、とても出品できるものが手に入りませんでした。

沈香好きのTONとしては欲求不満も甚だしいところ。

でもね、先日の沈香腕輪の入手に始まって若干光明が見えてきたというのか、たまたまなのか、、、「おもしろい!」と思う材料が巡ってくるようになりました。

こういうものって思い切りが大切。あの時入手してけばということだけは避けたいと、コロナ禍で売上の厳しい中なれど、入手しました。目玉が出るような金額ではないのだけど、こういうことって厳しい空気の中で巡り合うものなんです。

さて本品です。

人口木を輪切りにして輪切りを二枚重ね、間に(空間に)お香(刻み香)を詰めれるようにしたものです。

これで35gあります。

もう一個、違う表情の香合です。

こちらは23g少し軽め。ですが沈香の香りはぷんぷんです。

幸せ~~~~~~~~。

ガチャ。

念珠堂前にガチャが設置されて1年が経つ。

念珠堂らしいグッズにしてちょと依頼しているので、仏像、合掌アニマル、武将シリーズなどなどあるのだが、おかげさまでこのコロナの中でもコツコツはけている。

ふたつある仏像シリーズの一つがカラになったので今度もよろしくと卸業者に声をかけておいたら、なんと巡礼用品のシリーズが手に入りましたと持ってきてくれた。

御朱印帳ですよ。

ただし、、、、

手のひらサイズ。

札所で書いてくれるかな。

般若心経のマスク

いつも絵般若心経の関連用品をいただいているメーカーさんが訪ねてくれた。最近の業界の様子を聞きながら、改めて経済の落ち込み様を実感させられた。

そんなこんなでマスクの話になった。

メーカーとして職人さんたちをどうしたのかとの話になると忙しくて大変なのだということに。てんてこ舞いだという。

それもその筈。マスクを作っていたのだ。

夏マスクをどうしようかと思っていただけに、渡りに船。灯台下暗し。

早速試してみることにした。

裏側はというか、リバーシブルに使えそう。

ちょっと勇気がいりますが。(^O^)ネ!

祈願線香 疫病・悪霊・病魔退散香

そろそろ出るかと思っていました。
やっぱり!図星です。

奥野晴明堂からリリースされたその名も祈願線香(疫病・悪霊・病魔退散香)です。

乳香を原材料にした香は今までなかったので、時々聞かれるお客様にお勧めできるというものです。

香りは三種類。ローズマリー・陳皮・乳香です。それぞれ香りに意味があります。

ローズマリー→ヨーロッパでは浄化・魔除けの薬として知られています。

陳皮(ジンピ)→「古事記」や「日本書紀」に不老長寿の果実として記載されています。中国の「神農本草経」(紀元1年)にも記載されています。

乳香→乳香や没薬と言えば古代エジプトでミイラの防腐剤として使用したほどの薬効をもつ材料。抗菌、防腐に優れていて抗老化、抗酸化作用があるとされています。香料を扱う商人たちは伝染病にかからなかったと伝えられています。


以上の三種類の香り。

ちょっと面白い香り付けです。

それだけでもこんな時期は楽しみです。

アマビエ たい!

つい昨日メーカーさんから情報を頂いて即答でいただいた。

知る人は知る「アマビエ」。

弘化三年というからおおよそ180年魔の熊本の海上(というから有明海だろうか)に出没した妖怪だとか。当時の瓦版がそれを知らせる。

疫病が流行った時には私の姿を現して皆に見せるようにと言い残し海中に没したという。

弘化年間と言えば

弘化3年4月中旬(1846年5月上旬[注 2])のこと、毎夜、海中に光る物体が出没していたため、役人が赴いたところ、それが姿を現した。姿形について言葉では書き留められていないが、挿図が添えられている。

その者は、役人に対して「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描き写した絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。

この時代は幕末の大変動期。政情も不安定だが、地震、富士山の噴火、大津波、疫病の大流行と天変地異も負けじ劣らずであり、庶民の安寧は守られない時代だ。

アマビエ現出の弘化三年の12年後の安政五年(1858年)には、長崎から上陸したコレラが全国に万延していくのだが、これをアマビエは予見していたのだろうか。

しかし・・・地震、雷、火事、親父(死語?)ではないが、なんと天変地異の激しいお国柄だろうかと、つくづく、つくづく、つくづく・・思わされ、その国難を先人の英知と団結力と行動力と郷土愛そして忍耐強さに驚くばかりです。その先人の血を引く現代の日本人に乗り越えられぬはずはないと確信させられる次第です。

かわいいアマビエのポストカードも。

ちょっとイケてる?

ちょっと彫りは硬い感じがするけど、まぁまぁでしょ。

暮れから正月にかけて販売します。あここまで漕ぎ着けるの~~~大変でした。

販売価格は・・・

300円。何が当たるかわかりません。

ん?なに?それって。。。。

これです。これ。

ガチャガチャ。。。ガチャポン。

しっかし・・・・何でもありだなぁ。うちは。