水晶・ローズアメジスト仕立て

請来方の雰囲気を出しながら
真言宗の基本を崩さずにつくりました。

108玉は水晶。
ローズアメジスト仕立て。

中糸を藤色にしましたので、全体がローズアメジストのような清楚感漂う
イメージに仕上がりましたが、実は水晶です。

いつも頭房や菊房に慣れてしまっているので、
こうした切り房は、創る側から見ても簡素でいいですね。

アジアン結び

といっても、釈迦結びの変形とわらじ止めなのである。
中国にも韓国にも結びの文化がある。
おもしろい。

深みにはまりそうだ。

正絹糸の中糸はどうしても摩耗に弱いのだ。

どうしてこんなにと思うほど
砕けているという言葉のほうがふさわしいちぎれよう。

正絹の糸で中通しされた念珠。
もちろん古いものだろうし、昔は余糸を撚って通す場合もあった。
擦れにさらされると、堪らない。

できました!!

紫檀の梵字ネックレスです。

梵字は八体仏を12㎜の素挽きの紫檀に彫りこみました。
なかなかの迫力に仕上がりました。