浅草寺境内にて

日はさすがに暑くても秋風が時節を告げている。
空はあくまでも高く蒼い。

暑さ寒さも彼岸までは昨年までは例えに使えたが、ことしはどうだろう。
彼岸を待つことなくすっかり秋模様を演出している。

そんなことを考えながらいると、
日の光すら残光という言葉が似合いそうな気がしてくるから不思議なものだ。

二天門

二天門もそろそろ仕上げの段階かと思い現場をのぞいてみた。
下地はすでに終了して上部を手がけているのか、音はすれども人の姿は見えない。

本堂も隠れ、重要文化財の二天門もお隠れではちょっと寂しい。

早く顕れてくれないかな。

額装

表装すると全くイメージが変わります。

この場合は額装ですが、同じ額で般若心経の写経にも使えます。
これでも12000円強くらいだから、ご自分の作品を眠らせないで表装して欲しいな。

空のキャンパス

今日の空は実に興味深い雲の軌跡を映してくれた。
いくら眺めていても全く秋の来ない造形美。

形は移ろいやすいことを文字通り教えてくれる。
一期一会の空のキャンパス。