細いよ~~~~(;ω;)

一見すると立派な本連。

房の付け方を見ると多分近隣国のお土産品と分かる。

玉はそれなりに磨かれている。

が、穴が細い。なんで?と思うほど。1mm。

通常は小さくても1.2mmから1.5mmある。

1mm穴とはネックレスに使う玉ということならば納得できるが・・・。

108玉を通してみれば、使う前から正絹紐はザラザラに痛む。

形は立派な念珠になるがやはり念珠用の玉として作られた材料は見えないところに、手間とお金をかけている。

むくろじ

この季節になると時々作らせていただく。

素材は、その木のありかさえ知ればいくらでも手に入る。

ただ、念珠の珠として使えるようにするまでがえらい苦労させられるのだ。珠についている白い綿帽子のような保護膜がなかなか剥きとりづらいのだ。気の短い人なら、そこですでに投げやっちゃう。これから穴を開けて玉の粒度調整をして職人の手で仕立てるという所に至る。 念珠とはよく言ったものだ。これこそ念珠の名前にふさわしい。

僕はバケツいっぱいに取れるのをあえて取りに行かない理由だ。

経典にも出ている有難い念珠材料であることには間違いないんだけど。。。。

浅草のそら 昨日は20kmウォーキング

昨日は、商店会の企画で、自由が丘から浅草までの20㎞ウォーキングでTONも主催者側として参加してきました。

雨予報が消えない中なのに40名近く足自慢の参加者が集まってくれました。

自由が丘駅前で出発前の注意

ただ歩くのでは力が出ないので、前日に江戸時代の切絵図にコースを落とし、時々それを見比べながら百数十年前とトランスしながら歩き通しました。今の東京だけを見ていると単なる喧騒に満ちた大都会でしかないんだけど、間違いなく連綿と続いてきた人の呼吸がこの街のここかしこに存在しているのを改めて感じさせられたのは、一日中降り続いていた雨に感傷的にさせられていたからではないでしょう。

ちょうど高輪大木戸が写っている。
目黒近辺にはいい公園が多いなぁと思いながら切り絵図と見比べる。

江戸への防備をになった高輪大木戸跡。山手線新駅になる高輪ゲート駅の駅名の根拠です。恥ずかしながら石積みまで残っていようとは知らなかった。。。
ひたすら東海道を上る。今はビルが立ち並ぶ第一京浜国道沿いだが、海側は文字通り海。薩摩藩の蔵屋敷もこのあたり。左側は江戸藩邸が立ち並んでいたその敷地があって広大な建物が建てられたわけだ。。
雷門を見るとホッとするのは浅草っ子なんだなぁ。。。
脱落者なく全員浅草到着です!