柴又に出かける。

何年ぶりだろう。

電車で来るのはふた桁ぶり?かも。

お客様のご自宅に仏壇修理の下見で伺った。
最近はお客様のご自宅に伺う機会がめっきり減ったのでたまに電車に乗るとわけもなく楽しい。

いつのまにか青砥発から高砂発になってしまった金町線に乗り換え向かう先は寅さんの舞台帝釈天で産湯を浸かりの柴又。

高砂の駅の変わりように驚きはしたけど、高架ホームから出た軌道は次の柴又駅までの間に普通の下町の風景の中に溶け込んでしまった。

浅草が下町下町とよく言われるが、柴又の下町とは全く異なる。

どうかすれば50年前の田無あたりの風景と重なる。

柴又の駅に降りるとその風景はまさにその通りだった。

駅内踏切の残る駅。

5、60年前にはどこでも見られた、隣のホームに渡るためには、踏切を渡らなければならなかった。

まさに昭和の駅。

駅前に出れば、寅さんをさくらが見送っていた。

柴又八幡宮。

古墳(円墳)の上に立つ神社という。
(ちなみに浅草寺も古墳の上に建つ)

柴股村を開墾された古の人に感謝する顕彰碑も境内に建つ。


お寺や神社の中はお宝でいっぱいで去りがたくなるのだ。。。

思いがけないよい出会いをさせていただいた気がする。

せっかくなので帝釈天にも。

華厳宗

そう多くはないですが、いらっしゃいます。

念珠って深いなぁ・・・・