念珠直しは勉強の宝庫。
今は積極的に何処かの仏具店の下請けやお寺の営業がてらお預りまでしてお直し品を集めることはやらなくなったが、どこかで内の噂を聞いて直しの依頼は後を絶たないでいて下さるのはありがたいこっちゃと思うTONなのであります。
自分が作った念珠なら知れたものだが、京都だの山梨だの大阪だの中国だのと、ところ変われば癖変わるで、実に多彩でバリエーション豊富で面白い。
そうやって過去の積み重ねはみ~~~~んなTONの勉強材料となった。だからちょっとやそっとじゃ驚かなくなった。
わ~~~~!なんじゃこりゃ!
言ってるそばから久しぶりに驚いてしまった。
日蓮宗の水晶の念珠だ。
玉はまばらな穴を除けばしっかりと磨かれてて文句はない。中糸を通そうと親玉の縛り部分に目をやるとななんか変。結びがないのだ。
ぐるっと一周した糸は裏房の親玉から糸を出して結ぶのだが、、、その結びがない。
よく見るとネックレス製作でおなじみのつぶし玉を二個つぶした状態で親玉にくっついている。
こ、こ、これは!
ということは、糸を通す穴ぼこにはワイヤーが通っている?
予想通りぶっといワイヤーが何の欠損すり減りもなく生きていた。ワイヤーが白黒まだらに見えるところは水晶が削られてのことだ。
ん~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ここまで来たか。これじゃないと切れると思ってそうしたのか。。。よくわからない。けどね。














