浄土宗オーダー一点

主玉の緑檀はお客様からの支給品、紅檀は当方で調達なのですが、なくて原木を持っていた玉屋に指定して珠に削り出し。そこまでは割とスムーズだったのに・・・

琥珀の色合わせに案外手間を食ってしまいました。まぁ納得のいく(作り手として)色バランスが取れたのでようやく仕立て上げました。

喜んでいただけるかな。。。

サヌカイトでブレス念珠

サヌカイトブレス念珠

四国讃岐で採れる有名な原石と言えば、サヌカイト(讃岐岩)と思い浮かぶ方はなかなかの通というべきでしょうか。

東京オリンピックの開会式にその独特な特徴ある音が使われたというのはTONも最近知ったことです。

そのサヌカイトに讃岐の有名人と言えば弘法大師のユの梵字を彫り込んだ逸品です。サヌカイトについての石の意味合いは、あれこれ言われているので、あえてここには記しませんが、石のイメージはブラックトルマリンの表情に似ているのかなぁ。とても複雑な黒・・・ですね。

サヌカイト腕輪
こんな感じになります。ちなみにTONの水晶の平玉に入れている銀玉はテラヘルツです(蛇足です)

 

念珠の改装いろいろ

ネックレスから念珠への改装というのは過去になんどかアップさせていただいたが、ここにきて(TONちゃん日記のせいでしょうか・・・)お持ちの念珠を他宗派の形に直すご依頼がどっこいどっこいの盛況を見せています。他宗派といっても片手念珠にしてねということなんですが。その一例です。

曹洞宗の本連をお孫さんのため?に二連作りたいというご依頼。

男女それぞれに作らせていただいた。

房色を変えるだけで表情はガラっと変わります。

親玉がないので、せっかくなので水晶でお仕立てさせてもらいました。

 

こちらは、やはりお手持ちの日蓮宗の本連。

男のお孫さんのために片手に。

本連の念珠は、5~7mmたまを通常使うので、片手の念珠にするのはちょうど良い大きさといえばそうなのですけどね。付ける房は正絹の房を用います。人絹だと、後々嫌になってくるのが目に見えていますので(癖がつくと直らない、水に濡れると縮むなどなど)。なので基本は正絹を付けさせていただいています。

 

 

同じ石でも仕立て一つでまったく印象が異なります。

ここでは頭房だけですが、手鞠房や紐組みにしてみれば、これまた印象が違ってくるんです。面白いですよね。

改装

TONちゃん日記上に繰り返し投稿しているせいなのか・・・知らないけれど、ここのところ、立て続けに「ネックレスから念珠にして!」

というご依頼が入る。

以下はその一例。

 

原料はといえば、アベンチュリンのグラデーションネックレス。

これを使って片手二連を作って欲しいとのこと。

グラデーションって案外めんどくさいのだ。でも糸が切れたりして崩れていないから検討はつきやすい。

で、男性用と女性用二連となりました。

 

で、完成です。

 

今度はメノウのネックレス。

で、こうなりました。

次にご依頼頂いている宿題もおもしろい。

日蓮宗の8寸を二連から片手一連を作るのと、臨済宗の本連から片手二連作れというご依頼。

ちょっと足りないパーツが出るけれど、そう難しい仕事ではない。

 

使わないほうが可愛そうですからね。。。

 

 

 

こういう腕輪も面白い

最近は、長い108玉の本連念珠を何十巻きにして腕になさる方が徐々にではあるけれど増えてきた。

この二連は、装飾的な念珠ではなく、実用的にご使用になるものなのだが、備忘録としておこうと思い記録に残した。

蝦蛄貝とブラックトルマリンのアンサンブル。

最近多くなりました。念珠への改装。

最近、使わなくなったネックレスから念珠に改装されるお客様が増えた。

喜ばしいことではないかと思うのと、できればずっと使っていただけるように(特に形見分けのネックレスなどは)、とついぞブ~たれてしまうTONである。

ネックレスに使用する玉は穴が小さい。

それはそうなのである。穴が大きければ太い糸を通さなければ穴に対して糸との間に隙間(緩み)ができてしまい連ねた玉を目を通して見れば一目瞭然で、たまgああっち行ったりこっち行ったり、蛇がのたうち回っているような不格好な姿になってしまい、ご婦人の首に子蛇が絡まって見えてしまうから、穴は細い糸の径に合わすのが道理だ。また、細い糸で仕上げる方がしなやかさも増す。玉の制作費も安く上がる。

真珠や珊瑚となると匁で取引されることからも願ったり叶ったりと言えるのだろう・・・か。

ただ、念珠の場合は穴が太い。宝飾用の玉の1mm以下の穴に比べれば約2倍の玉穴に仕上げる。おまけに玉穴繰りの面取りもきちんとしないと、糸切れの原因を作ってしまう。

そんなわけで、本当ならば適材適所?餅は餅屋?念珠には念珠用に作られたたまを使用するのがベストなのだが(それ相応に念珠玉は手が込んでいるのだ)でなければ、念珠に使える玉穴径をとってから(要するに穴直し)念珠に作り替えたいものだ。

出来上がり。

よく見えるでしょ。

星月菩提樹

清月菩提樹の比較写真。
星月菩提樹。何十年使用してくださっているのだろう。。。下が元の色あい。

菩提樹の中でも価格変動の激しかった玉のひとつ。

TONが念珠を創り始めたころは尺玉だと2~3万円、22玉なんて3万円ぐらいしていたのだから隔世の感がする。

一時期やったらめったら綺麗な星月菩提樹がお寺の引きもの用で使われ始めて、若気の至りで何も考えず綺麗だからと取り寄せてあるお寺に500個くらい収めた。すると数ヵ月後に、クレームにつぐクレーム。クレームの山となった。

玉が割れるというのだ。数ヶ月しかつけていないのに、パカッと割れる。とにかくお寺に謝り、檀信徒さんに謝り、誤り放題とはこのことだった。全てお取替えせざるを得なかった。

要するに漂白していたということだった。しかも強烈に漂白するものだから、玉の組織まで壊してしまったのだろう。ということは元々が色合いのまばらな玉を色合わせのために漂白して白く色あわせしたということ。

痛い思い出。いい勉強をさせていただいた。大丈夫かな?と思う素材は、必ず自分で試してみることが癖になった。

 

龍彫り入り水晶みかん腕輪

水晶龍彫り親玉

最近空の写真ばかりとのご不満をいただいて、はたとそう言えば手を抜いていたかしらと、念珠もちゃんと創っていますよとのアピール。

水晶みかん玉は念珠堂の人気ものではありますが、もう一歩踏み込んでということで、お直しの際に龍彫りの親玉をお入れさせていただきました。

影彫りよりも金色を入れた玉の方が存在感があって良いですね・・・と言われます。が、挿し色と水晶はあまり相性が良くないので、長くは持他ないのが難点なのですけどね。