ようやくお参りに行けた。。。鹿島神宮。

地元警察の交通課の企画で成田山新勝寺に行きました。交通課だけあって安全祈願です。

昼食を終えて御堂のいくつかを散策したあとは、さらに東進して鹿島まで足を伸ばしました。実は鹿島には縁が深くて、といっても10年ほどのご縁。せっかく鹿島にご縁があるならば、鹿島神宮に行きたいと何度か足を運んだのですが、どういう訳かせいぜい一の鳥居前までがTONの限界。いつもUターンばかり。

そんな10年を無駄?に過ごしていたら突然降って沸いたかのように計画が持ち上がったというわけです。鎮守の森は外側から何十回となく眺めることはあっても、一歩踏み出せない。そういうことってあるよね。

で、ついに鳥居をくぐることができた次第です。

鹿島神流の本拠地。背筋が自然とすっと伸びるのがわかります。霊気を鼻からめいっぱい吸い込み口から細く吐く。

参道も実に素朴。人がいなければさらに良かったけどそれは贅沢。

奥宮まで歩きました。

桧皮葺のなんとも質素なお宮。けれど大変重要なお宮です。

さらに奥に進むと道は二股に分かれ右に進むことにしました。

要石。

要石といいます。

かの水戸黄門がどレほど大きいのか掘り起こしたのだそうです。が、人の背丈以上に掘っても全体像は現れない。

御手洗の池まで。

時間があれば池の畔りにある茶屋も目的の一つではあったのですが、また次にしましょう。

こんこんと枯れることのない水源地だそうです。

水が湧き出ていれば、何も考えずに手を伸ばして口にするTON。

それを見ていた観光客が見かねて、「飲む時は煮沸してくださいと書いてありますよ」だって。ま、大丈夫でしょ。何度そんな現場に出くわしたことがあるか。

柔らかい甘い水でした。

おまけ。

鹿島猫。

屋久杉大玉・・・でかいわ。

屋久杉の匂い。白檀や伽羅、沈香が香木としてもてはやされてきたし、現にTONも大好きな香木ではあるが、国内銘木もその香りには得も言われぬ奥ゆかしい爽やかさや芳醇さがある。

屋久杉も一頃のように簡単ではなくなってきたが、それでもお願いすれば様々な入手方法は残されていて、がっかりさせられることは少ない。

屋久杉も10mm玉までしか大きさがなかったので、玉屋さんに依頼して大玉を削ってもらった。そこでは大玉は作ったことがなかったらしく驚かせてしまったようだが。。。

入手ルートが違うからか、えっ!と思う安価に今度はTONが驚いた。

浅草のそら

今朝は慌てていたので、空を撮れないで出かけてしまいこんな時間になってしまいました。トホホ。。。たまには夜の雷門もいいでしょ。

菊房のバラケには注意が肝心なのだ。

このままにしておくと、引っ掛けたりなんだりで抜けちゃうんですよね。

すると、次々に抜けて・・・ひゃ~~身につまされる。。。。

ある日突然、ぼそっと大量に抜けて菊房は見事に壊れます。

なので、抜くのではなく、出ている部分の糸はさっさとカットカットカットーーー。

ね。

こうしてまた元気な菊房に戻りました。長持ちの秘訣です。

百八腕輪のお直し

お帰りーーー。何年前にお嫁に行ったっけ。貫禄が付いて戻ってきました。いい色です。天竺菩提樹で少し不安要素もあったけど、大事に使われているみたいで艶もあり、時代もかかっています。ここまで使いこなされてれば心配はないというもの。

ただ、玉の紛失が。。。三つ足りません。

手持ちを引っ掻き回したけど見つからず、みかん玉って難しいんです。しかたなくお預かりとなったけど、玉さえあれば即お直ししてお持ち帰りいただけたのに。。。残念。

なければ完成品を壊して、そこから3玉抜こうと思ってもう一度探索してみると・・・あれま!ちょうど良い玉が。しかもピッタリ3玉。

早速、バランスの良い場所を選んで入れ込みました。以前は通常の太さのゴム糸でしたが、同じ轍を踏んで欲しくないですからね、今度は太いゴム糸を選ばせてもらいました。これなら大丈夫でしょう。

比較するとこんなに違うんです。蝋琥珀は変化しないから、初めのうちは蝋琥珀が目立ちませんが時代がつくとこの趣がいい。。。やはりこの組み合わせで良かったですね。

末永くご一緒に。