股木ちょうちん

我が通りにも三社祭りの準備のために股木提灯が揚げられました。
敷石の参道に提灯は何とも風景がいい。

こうなってくると、ソワソワし始めるんです。
この町も、
人も。

大施餓鬼会

日本一小さいお寺の、日本一大きい施餓鬼会と読めました。

ここは群馬。
仲の良いお客さまと参加して来ました。

心温まるおもてなしと、祈祷と、笑いと、自然は、最高の癒しの場でもありました。

こんな涙の出る大施餓鬼なんて、どこにもないな・・・。
お寺の規模や歴史ではないことをつくづく痛感した次第です。

式の最中閉めきっていた扉を、大施餓鬼終了時に開け放したとたんに、川の向うから吹いた一陣の風が、多くの魂の喜びの声かという気がしたTON店長でした。

この風景も見納めかな・・・

昔は二隻しか係留していなかったらしい。
川辺に人が集まるようになって、隅田川がまた息を吹き返してきた。

花見の季節、花火の季節、折々の季節に水上はもてはやされるようになり、屋形船も需要に応えるように隻数を増やしていった。

外に住む人には情緒ある乗り物でも、案外足元では邪魔扱いされたりするもので、景観に支障があると嫌われたりさまざま。

浅草の裏通りのごみごみした風景に昭和レトロを感じて好んで足を向ける御仁もいるかと思えば、あんなションベン臭い風景は浅草に似つかわしくないと思うお人もいる。

まさしく個人差なのだと思う。

ぼく個人は、こんなごちゃごちゃして火が出たらどこに逃げるんだろうとか、水が出たら、護岸は大丈夫だろうかとか野暮なことを考えるのではなくて、この風景に何となくホッとするものを覚えるのだが・・・


吾妻橋から見た浅草側


重機が取り外し工事をしていた


このごちゃごちゃ感がいいなだよね

でも、遊歩道の工事で、ここも消える運命にあるのである。