お寺廻り。

元はといえば、外人さんに向けて巡礼用品を紹介するようにしむけたことがそもそものきっかけ。

思いがあると、現実が付いてくるもので関連したグッズも増えてくるし販売環境もついてきた。

ありがたいもので、口伝えで情報が流れた感じだ。

とにかく日本を楽しんでほしい。

日本の根っこに触れて欲しいものだと思う。

そんな一日もあります。

不思議な一日だった。

どうしているかな・・・
と思っていた人たちが次々にご来店くださって、それこそ立ち話しかできなかったけど近況を教えてくださった。

こんなことが仕事を続けておいて良かった・・・と思える一瞬なのだ。

背の高い童顔の女の子。あれ?あ~~~
お兄ちゃんはアメリカに留学し、そのまま帰国せずNASAで技術者として活躍。その兄のあとを追って異国にひとり暮らし、最近帰国した。腕輪の直しを口実に会いに来てくれた。
どうしているのかなぁ・・・お母さんからはご来店の度に兄妹の近況を伺っていただけに、小学生時代の童顔さがちっとも変わらない姿に懐かしさと安堵の気持ちが湧いた。

入れ替わりのように大道芸のM君が来てくれた。

写真の彼はジャグリングの世界では五指に入るであろう。世界大会に出られると弾んでおられた。名実ともに世界屈指になってほしいな。

歴史と独楽の世界を確立させているようで、新たな境地を切り開かれていくのだろう。

あ~こういうのもいいなぁ・・・

今日体育の日は秋らしく突き抜けた真っ青な空。
どこかじっとしていられないそんな一日でした。

そんな気持ちを悟られたわけではないでしょうが、

お店のお客様が坂東の札所のお参りの足でお店に寄ってくださいました。

頼もしい先達が共にいらっしゃるので、文字通り大船に乗って巡ることができるようです。

「こんにちは~」一見して、一聴してお参りで英気を頂いてこられたのがわかる元気な声。

掛け軸を大事そうに抱えていらっしゃって、ここを巡ってきましたと見せてくださった。

そのときに今回は御影も各寺で頂いていますとお御影帳をも見せてくださったのです。

「ん?」とTON。

「寂しいので色を塗りました」とJさん。

「は~~~~」とTON。

今まで考えつかなかった。あ!こういうことを考えるんだ。
久しぶりに新鮮な驚きでした。
まぁ。賛否の声が聞こえそうですが、荘厳する意味から言えば、賑々しい方がいいよね。
とTON。

やはり、見送るだけだけど・・・それでもいい

今日は不思議な日。と言うか気持ちがでかくなるというのか、日本の青年に希望を感じた日だ。

フェイスブックでも友人になっていただいた青年で、武道家であり禅の修行をずっと続けておられるNさん。

明日からロシアに禅の指導に行かれるのだとか。

「ロシア人は日本人と感性が近いものがあるのですぐにこころが打ち解けられます。」
とは彼の弁。

そういえば思い出したのが、ロシア正教の友人がやはり日本人の感性に近いものがあると言われた言葉。感情はラテン系のように外にぱっと表すのではなく、シベリアの大地のように内面にしっかり貯めて熟成させていくのだろうか。武道の心も、禅に通じるわけでなるほどと納得したものだ。

そんなことでロシア語を学んでいるのだそうだ。

という方とお話させていただいて入れ替わりに、スペインからポルトガルへの巡礼に行かれるという青年が(お名前聞き忘れた・・・)お遍路笠を求めにいらしてくださった。

動機までは聞けなかったが、七百数十キロを歩くのだという。
聖ヤコブの歩かれた道だろうか。

「いいなぁ・・・」
僕の弁。

とにかく目が輝いていた。

多宗教主義

我が店、念珠堂はつくづく宗教のデパートだと感じさせられる。

当店には仏壇の数が極端に少ない。

だからと言って仏壇を販売したくないのではない。

仏壇ほど仏教東遷の影響下で時代時代の文化の片鱗を吸収している文化的価値の高いものはないと思うし、何より見ていて飽きない。

特に江戸仏壇のごとく手作業の作り手の癖の入る工芸品は魅惑的ですらある。

けれど、40本近くあった仏壇を整理して江戸仏壇と厨子型仏壇に集約してしまったのには訳がある。

そもそも仏壇店の脇役であり、隅にに置かれていた仏具や線香類に主役の座を与え、生きた仏教を目指す考えは自然と写経用品や巡礼用品の品揃えに充実度が上がらざるを得なかった。

すると、仏教(神道も含め)の店を標榜していながらキリスト教圏のお客様に「オー!ミュージアム」とインバウンドの期待されていなかった30年前から足繁く通って下さるお客様が増えた。

世紀を超えるあたりからは、ヒジャブ(イスラム教の女性が使用するスカーフ)を頭につける女性の姿もチラホラと増え始め、ここ数年はイスラム圏の人口の多さを改めさせられた。

今日はイエメンの方だろうか。
全身を墨染の衣装に目の部分だけを開けた二カーブのお客様がご来店された。
あまり目にすることはないがとても清楚で美しく感じる。

こんなことを思いながらやっているせいか飽きないでいられるのかも。
なんだか楽しい。

そういえば、TONが最初に設計し創らせてもらったお墓は、横浜の外人墓地にあるイスラエルのお墓だった。東京広尾にいらっしゃるラビのもとに墓碑の文字の確認に足を運んだのを思い出す。

念珠の延長には、カソリックのロザリオは何度も創らせていただいたし、イスラムのタスビーもチベット仏教のお数珠も・・・

こんなお店ってめずらしいのかもしれないけれどね。

遠方よりきたる・・・

巡礼用具を取り扱わせていただいてから30年経ちます。

10年ほど前から顕著になって、特に最近の5年間くらいは若い方のご要望が多くなってきました。

「いってらっしゃーい。気をつけて」と送るばかりで後ろ姿に思いを寄せます。

行ってきました。と言って何ヶ月後かに日焼けした顔を見せてくださる方もいらっしゃいますがどうされているかなと・・・祈るのみです。

今日は、驚きの訪問をいただきました。

四国で活動されているFさん(お名前出してもいいのかな)とおっしゃる見目麗しいお客様。

ネット動画を利用して四国を巡るお遍路さんのドキュメントを放映していらっしゃるとのこと。

お遍路初心者にとって最初の難関は装束や遍路グッツをどこで求めるかということと思います。

案に反して道具をバッチリ揃えてこられるので、お手伝いする側が驚いたそうです。

で、どこで求めたかを尋ねると、浅草の念珠堂でという回答だったそうです。

ワ~~イ♫(TONの心の声)

しかも親身になってくれたとおまけもついて・・・
(誰が説明したのかな・・・)

という訳でわざわざ四国から店まで来てくださったというわけです。

こちらが感動してしまいました。


https://www.facebook.com/yochirajishikokugachinko

四国ガチンコの動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=a25VTAyzkJ0

いや~~~
ますます、送り出すばかりではなく自分の足で(自転車でだけど)めぐりたい欲求に駆られたTONでありました。とさ。

国際化

お店の売上が、半分以上を海外のお客様で占めることも多くなってきた。
入店率では70%をとうに超えている。

何年か前にクレジットカードの使用が50%を上回った時も驚いたことがある。
余談だが30数年前にカード会社に提携を持ち込んだら「仏壇屋がカードなんて使いませんよ」なんてけんもほろろに断られ、沸騰したことを昨日のように覚えている。

ちょうどその頃に始めて外人(しかも共産圏のお坊さん)のお客様が来店しお買い物をされた。
当時、考えられなかったことが、今は当然のように毎日の光景として展開している。

ここはどこ?私は誰?は要注意の状況だが、「ここはどこ?」は結構感じている。

日本人のほとんどいない店内。どこの言語かわからない多々なるランゲージ。
英語ですら通用しないお国からのお客様。

どうどうと日本語で応対させていただくのだ。

気は心。自然とお互いに笑みがこぼれて、また来るねとボディーランゲージで示唆してお帰りになられる。


(この中に日本人は1人だけだ)

なんのお店?

最近の傾向。

とにかく外人さんが多い。一日のお客様で80%が海外の方という日も・・・

若い人が多い。

仏壇を求める人が少ない。
昔から仏壇は脇に置いてきたから仕方ないけど、数千万の仏壇もいくつも収めてきていますからね(kッパリ!)

お香、念珠はいつもどおり。

写経や巡礼を実践する人が多い。

そして美人さんが多い。

一見すると何屋さんかわからない店があったらそれが・・・

念珠堂ですから!

東京マラソンに思う

今日は東京マラソン11回目。

東京オリンピックを見据えて新しいコースとなって一回目。

門前仲町や東京駅、皇居へのコース替えでほぼ平坦コースになったことで、タイムアップが狙えそうですね。

コース変更ということで、雷門の折り返しの三角地帯が解消されるかしらと少しは期待していたのですが、ここTONの店は陸の孤島となることに関しては全く変わりませんでした。


(ガランガラン・・・日曜日の風景ではないよね)


(いざという時のために待機していてくれるのはありがたいけど)

ただ、雷門付近が24kmポストから15kmポストになることで、9km短いということと、一般ランナーが元気なうちに通り過ぎれるので、開放が2時間早くなったということでしょうか。

ただ・・・全体の利益のためだからしかたないとは思うけど、地元の意見を聞いて欲しいなと思うTONであります。だ。

締め直し

何年ぶり?だいぶ前に製作させていただいた一連が戻ってきた。

グラデーションに作った覚えはないのだが、見事にきれいにグラってる。

臨済宗に仕立てている。首に架けられていたんだね。

よくみるとこんなに表情が違う。

これは使用しての古色がでたけれど、使用しないで100年200年ほっといてけば、星月菩提樹は真っ黒になる。要するに古星月だ。

木の念珠はこれだから面白い。