羽子板市準備

毎土曜日恒例の買い出しの帰り道、
本堂を通り雷門に抜けようとすると何やら境内が騒がしい。

宝蔵門の前でトンテンカン、トンテンカンと作業している群れがいる。

映画のセットでもこしらえているんか???
と、しばらく見ていると、そうでもなさそう。

小ぶりの茶店のような、いつも見受ける出店ほど華奢でもなく、
若干重層な造り。奥山の江戸風出店かと思った。

黒いひな壇には何が乗るんだろう…
とそこまで想像していると、

 羽子板

あ!そうか。もう羽子板市じゃないの。
何度も口にしながら現実目前に迫った「羽子板市」は
すっかり頭から離れていた。

師走はいつもこんな感じになる。

気付くと、もう2月。
なんていうことも毎年の事である。