雨は上がりはしたけれど、
すっきりしない天気が一日続いた。
天皇誕生日で休日。
クリスマスイブの前日が天皇陛下のお誕生日とは
神様も粋な計らいをするもんだ。
と同時に、今日は戦犯と呼ばれたかの大戦の戦争責任を問われる形で
東条英機首相以下7名の方々が
巣鴨プリズンの刑場にて法務死された日でもある。
日本人が忘れえぬ日とせんがため、GHQによって
次の天皇にあたる当時の皇太子の誕生日に処刑日を当てたという。
そこまで報復しなければ気がすまないのだろうか・・・
あいにく、今の日本国民の何人が極東裁判を認識しており、
戦争責任者を戦勝国側(日本人ではなく)が、
しかもあってはならない事後法で裁き、
断頭台の露とさせたかを覚えているだろうかと思う。
図らずもと言うのか、予想以上にというのか、
当の日本人が、自己の歴史をとっくに忘れ去っていることが
実に皮肉に感じるのだ。