黒檀の素挽きで大平天台。
迫力のある玉です。


黒檀の素挽きで大平天台。
迫力のある玉です。


飛行機雲がたなびく。
明日は、崩れるかな…

毎月の事ながら月初はここから始まる。

早朝は、浅草寺の掃除だから、
朝の6時からズーっと出ずっぱり。
ほとんど半日、仕事をしていないことになる。
暫く税理士の急死騒ぎや、
何たらかんたらで、木々を愛でる余裕がない間に、
すっかり紅葉前線に取り囲まれていたことに気付かなかった。
九段下から見上げる大鳥居も桜の季節とは風情を異にする。

桜吹雪の靖国はそれはそれで美しい。
が、どことなく浮き足だってしまいがちになる。
落葉の敷き詰められた境内は、いつまでも飽きることなく、
歩きたくなる清楚な空間だった。
うんと深呼吸をしてみる。
空気が凛としていて気持ちがよい。
遊就館も今日はそこそこに、目的があって神保町までてくてく歩いた。
いつも、忙しなく九段下から地下に潜ってしまっているから、
14年通うこの町の風景をまじまじ見たことがなかった。
短い足でも数分歩けば・・・第一の目的地。
近代的なビルの乱立する町並みながら、古書店が並ぶ。
古本街の端っこから軒並み覗いて歩く。
もともと本屋が好きだから、宝の街だね。ここは。
いつまでも見飽きない。
残念ながら、目的の物は手に入れることは出来なかったけれど
経典類や仏教書のあたりがついた。
まあ、ともあれ目的は達したし、
秋の空気は思う存分吸い溜めしてきたし、まあまあの師走の出発となった。
月初めは相変わらずながら、
浅草寺の掃除から。

もう何年通っているか忘れたけれど
商店会のお世話役の麦とろさんとも十数年のお付き合いになる。
地元の倫理法人会の方も多くてさながら朝起き会のような風情になってきた。
でも、これがないと一ヶ月が始まらない。
相変わらず小走りに浅草寺に向かう。
仲見世は飾り付けの真っ最中。



二天門は工事中。
囲む銀杏は、いい色になっている。
紅葉は少し遅いようだ。

海外のお土産で手に入れた数珠を日本に持ち帰り、
日本流に直して使用したい方が増えている。
これはその最たるもの。
インドあたりで手に入れられたのだろう。

細い木綿糸でつないでいた玉には針先しか通らない
極小の穴が開いているのみ。
これはきつい。
結局、約束外の仕事だから、外注に出すわけにもいかず、
自ら穴を空けるほか手段がない。
治具があればわけないのだけれど、
玉の形状がめちゃくちゃな大きさと形状のために、
玉を手持ちでドリルをまわす。
昔は慣れない作業で何度玉の替わりに指に風穴を空けたろう。
思い出しながらも、高熱になる玉を持つ指から、
早速、指紋が消えてなくなった。