最近54玉念珠が流行っているようだと話が出た。
テレビで話題になったらしい。
テレビ、マスコミの影響は大きいと思う。
54玉の玉数を指定されることは、
片手でも腕輪でも多くなっているのは事実なのだ。
玉数にこだわるのは、基本になる108数を気にしはじめていることなのだろうと
思いたい。
煩悩の数とも、数珠曼荼羅からは修行の校庭の数とも、菩薩の姿とも当てはまる
そんなことを考えていると、流行を卒業し、
もう一歩本質に進んできたのかなと考えさせられるのだ。
丁度、仕立て替えでお預かりしていた念珠が54玉だった。
108玉を半分の玉数に
判繰りという。
108玉を四分の一の玉数に
四半繰りという。
鳳眼菩提樹だけれど、
鳳凰の目に当たる出っ張りがよく見ると龍の背中に見える。
龍背菩提樹なんて勝手に名前作っているとまた混乱してきそうだ・・・