手作り正信偈

最近、手作りの正信偈(正信念佛偈)を見せていただいた。

とたんに、
魅せられてしまった。

小型の納経帖を利用して手書きされた正信偈
ああこういう作り方があるのか・・・
白骨の御文も合わせて綴られている。

へ~へ~とページを捲るたびに感嘆符が多いものだから
かわいそうにと思っていただいたのか・・・
はたまた、危ない人と思われたか・・・

とにかく感動したのは確かなのだった。

あれから何日もせぬ
朝、
何気なくポストを開けてみると、
届いた郵便物は、一見すれば誰の手によるものかすぐさま連想できる
活き活きした字が封書面を躍っている。S師だ。

急いで開封してみると、和綴じ手書きの正信偈。

おおお・・・
驚きの声がへその辺りから唸った。

求めよさらば与えられん。

学び実践するのが一番の恩返しか・・・

ネックレスの改装

ネックレスを念珠に。
玉穴の問題がありましたが、なんとかクリアー。

そう・・・
形見でたんすの肥やしにしてないかなあ・・・

きれいですね。

阿弥陀如来来迎像

しばらくぶりにメンテナンスのために里帰り。
阿弥陀如来の来迎図から飛び出てきたかのような仏様。

 迎えに来てくれるのかな。

  むっずかしいだろうなあ・・・きっと

春近し

明日からまた寒くなるんだって・・・
今日一日だけの休息・・・。

でもね・・・
ちゃあんと春は近づいているよ。

樹木はしっかり芽吹きの準備を怠らないさ。

思わされるねえ。

心次第で、日の光にも暖かさを感じるもの。

この風景にも新東京タワーが顔を出すようになるかも。

あともう少しで桜の下でをいやでも実感する風景になるよ。

盗難

組み立てたばかりの自転車でサイクリングに出かけた。

海岸線を走っていると旧知の友の顔も見える。
次々に併走するもの、追い抜いていく自転車も目立つようになった。

どうやら何かの催しとぶつかったようだ。
やたらと自転車乗りが多い。

(最近の自転車はやたらサイケヤな)
自分の自転車だってオレンジ色に傷隠しのステッカーをやたらと貼っておとなしいとは冗談にも言えないすがたなのに。

そんなことをブツブツ言いながらも、何キロかのコースを走った。

海岸線だった。
久しぶりにいい汗をかき、写真撮影のスポットを見つけた。
ちょっと歩いてみようかな。

観光地によく見られる屋根つきの簡易休憩所を見つけた。
近づくと催しに参加した連中の自転車でごったがえしていた。
縦横微塵に自転車が駐輪している。

ちょっとステップを上がった所で
数台止められるくらいの空きをようやく見つけた。
しっかり鍵をかけて・・・と。

ちょっと不安を感じながら外に出た。
絶景を堪能して戻ってみると、
なんと自転車置場は、フリーマーケットになっていた。

先ほどの混みようは嘘のようであった。
もう売れてしまったのだろうか、やたら台数は少ないし、
ちゃんと整理されていてがらがらだ。

「僕の自転車は?」不安が走った。

どこをどう探しても、オレンジ色のハデハデがどこにも見当たらない。

おかしいなあ。ここに置いたはずなのに・・・
と思ったところにはハンドルばかりが山と積んでいた。
その山の中に、派手なオレンジ色のハンドルを発見した。

見覚えのアルドロップハンドル。
こんなのどこにもあるわけないじゃん。バックも付いているし。

「これは僕のだ!」
もうこれはまちがいない。

「だれか警察呼んでくれー。」
「これは僕のだ。このバックの中に何が入っているかもわかっている」

胡散臭そうな青年に向かって叫んでいた。
(チッばれたか」

明らかに若者は表情を変えた。

あれ?へんだぞ?
目が覚めた。

ここ数日間、東京マラソンばかり見ていたからなあ・・・