昨年の暮れから正月にかけて、からだの不調(大それたものではないのだが)が次々起きてしまい我ながら辟易している。
今日は本来ならば、朝のジョギング丸二年目記念日なのである。
本来ならば記念日には少し遠出をして、葛飾あたりか、江東区辺りまで走って海を見たいと思っていただけにちょっとがっかりな記念日となってしまった。
暮れに歯の抜けた夢を見たら本当に歯を抜くはめに陥る。
いつもなら逃げ回る歯医者も、早く走りたいがために、珍しくまじめに歯医者通いを続けているが、並行して風邪もひいてしまった。
十数年不思議とひかなかったのに、ここにきて・・・何故?
おまけに「抜歯ですね」二本。
抜歯のために痛み止めとともにいただいた抗生物質の入った薬のおかげであっという間に直ってしまう。
いいのか悪いのか・・・
徳川家康も14巻目に入った。
頭の中は戦国時代。
三河武士の荒さを繰り返し読み進んでいると、命のやり取りがいかにも軽く感じてくるのだ。
ぐいと小刀を腹に立て切り裂いて臓物を鷲づかみにし、襖に投げつける・・・
なんとも昔の日本人は凄いものである。
その調子で「おいらの歯くらいスポンと抜いてくりゃれ」と気持ち、気負いは充分あるのだが・・・
治療台に座るとしゅんとおとなしくなるTONなのである。
痛さにはとことん弱いのである。