商店会で里親になっているお守り猫「御縁門」の最終プロジェクトがいよいよ動き出しました。
何故最終かと言うと、浅草神社から旅立って、終の住処になる所探しだったからです。
行き先は宮城県の牡鹿半島沖に浮かぶ田代島、別名「猫島」に決まりました。
今日は、その田代島にゃんこプロジェクトの責任者の方々が、当雷門一之宮商店会に表敬訪問して下さいました。
商店会側のTONと企画部長とプロジェクトの方とでお茶を飲みながらまず歓談。
まだ見ぬ(HPでは見ていただいています)御縁門の今までの経緯をお話しさせていただきました。
「150匹の猫たちは、東京藝大の学生さんたちが精魂込めて命を吹きこんだ猫たちなんです」と、企画部長。
「紆余曲折はあったのですが結局は御縁門が行きたがっているとしか思えないんです」とTON。
ぼくらの言葉に、深くうなづいてくださいました。
プロジェクトの方に今回の津波被害のことを伺いました。
まだ島は手付かずの状態だそうです。
工事業者の手配ができなくて先に進めないのが現状。
しかも島の生命線ともいえる埠頭は、海面下に沈んだままだとか。
だから、「潮の状態が良くないと御縁門を陸揚げできないのです」
とのことでした。
島はたいへんだ・・・・正直そう思いました。
お茶もそこそこに、企画部長とにゃんこプロジェクトの皆さんとで浅草神社に向かってもらいました。
初対面。
「うぉー、すごい」
の、感嘆符だったとか。
島の守り猫になってね。