今日は三の酉。
以前は、人がきれなくてずいぶん遅くまで営業していた。
熊手を持つ人も以前とは比べ物にならない。
持っている人を探すのに苦労する。
肩に担がなければ持てない大きさの熊手は皆無。
ずいぶん様相が変わったな・・・・
それでも、人は街に溢れているのだから、浅草にくり出す人の目的が変わってきたと見るべきなのかもしれない。
久しぶりにTさんが訪ねてくれた。
仕事を替えて少しばかり余裕をもてるようになったのか、お顔が少し丸くなっていた。
それでも、朝の4時から夜の11時までみっちり仕事をしているというから、基本的に無理は変わらず。スリムな体も相変わらず。ぼくの心配も消えない。
四国を回った頃の話に盛り上がった。
もうあんな強行軍できないね。とか、ブログのない時代ブログの走りのような日記形式のレポートをさせてもらってよかっただのという話しから、流通を手がけている彼の口から、福島の話へと移っっていった。
福島産の農産物はまったく取り扱わないという話しだった。
流通の最前線の人の口から聞かされると正直怖いしやるせない。
なんと言ってよいのか解らなくなる。
国やマスコミレベルの話は半分(十分の一かな)と聞き流せるけれど、末端の消費者相手の現場では、そんな悠長なことでは済まされない。
現実売れないから仕入れられない。
福島の農業は・・・
これからいったいどうなるのだろう・・・・