浅草のそら
風化させない
そろそろ季節
もうこういう時期が近づいてきました。
喪中はがき(TONも出さないといけない・・・)が届く季節。
日本は何かしらの形でお互いの実情を分かち合える機会、チャンスを与えられているよい国ですね。
知らせを受け取った時のリアクションに困ることもままあるのですが、基本は相手を気遣うことが根底にあれば、今の時代は許されるのではないのだろうかと思っております。
日本薫物線香工業会から、こんな小冊子が配られました。
ご参考までに。
浅草のそら
これだもんなぁ
人絹のいろ色ものは、濡れると色が手を汚してくれる。
しばらく白い房は触れない。
だから人絹は取り扱わないの。
パフォーマンス
浅草に木の精が出没している。
楽しいパフォーマンスだと思う。
ジャグリングの第一人者である彼が、ササクサスで選んだのはジャグリングの動のパフォーマンスとは異なる静のパフォーマンス。
延べ一週間程度のお付き合いだけれど、言葉を必要とせず、心の扉を開かせる「技」と言うものにとても深く興味を持たされた。
彼のおかげだ。
技をこっちに置いても好青年だった。
ササクサス最後の日
(雨の中の電車ごっこ)
浅草、雷門1、2丁目付近を根城に活動してきたササクサスも今日で打ち上げ。
東京藝大、台東区、墨田区のタイアップ、要するに芸術祭なのだが、二年目となったせいなのか慣れもあるだろうか、なんとなく去年の意気込みがしぼんだ感が僕には感じられた。
震災もあっての影響なのだろうか。
芸術は爆発だと著名な芸術家の言葉だったが、僕もそう思う。
溜めた内なるエネルギーの放出。
溜めて、溜めて、ためて、さらに溜めたる内なるエネルギーをビックバンの如く一気に爆発させる。
その一瞬の煌めきの中に人を感動させる。また、人を動かす原動力を発揮する。
だから芸術をTONは愛す。
学生時代しかできないことは大いに学生時代にやりなさい。通りもどんどん使ってパフォーマンスしたらいいよ。と出会う学生たちには勧めていたが、遠慮がちにしか行動は見られなかった。
せっかく両区がスポンサーとしてお金を出してくれるのだし、生産活動に直結しない芸術活動は、今しかできないんだから・・・商人としての僕の気持ちはこっちに置いておいて正直思うところなのだ。
だから僕の気持ちとしては、今年のササクサスは残念な気持ちにあるのだ。
浅草のそら