天竺大平腕輪

天竺菩提樹の大平腕輪
水晶仕立になっています。
親玉は、18mmを使用。

大平玉と普通の平玉腕輪との比較です。

ブルークォーツ2点

ブルークォーツ二点です。

平玉ですが天台の鋭角部分は丸めています。


108玉平腕輪です。

これからの季節にピタリでしょうか。

とうとう。。。。

一年前もこの時間。

パートさんたちが休憩を取り終わり、TONが最後に昼食をとっていた。
狭い部屋に弁当に口をつけた。二口、三口。

「ユッサユッサ・・・・」

あれ。地震。

つい先日も揺れたばかりだし、「またか」というのが正直な気持ち。
30秒くらい揺れたのだろうか、ジャブのような揺れはとどまるどころか、方向を変えて揺れだした。

「これは違うぞ」と思って、小部屋を飛び出した。

出たとたんに今までにない横揺れが襲ってきた。

縦長のショーケースは片足立ちしながら揺れている。
商品はそのたびに右に行ったり左に行ったり。。。。

香炉のいくつかが横っ飛びして足元に落ちた。

「ガチャン」

お客様を非難させなければと見るとパートの子と抱き合って出口付近で固まっている。

「外には出るな」叫んだように思う。

その後も仏像は飛び跳ね、仏具は転がり、念珠はフックからはずれ。。。

あれから一年か。

今のところ無事。

忘れようにも忘れられるものか。

昭和モダンまであと少し

松屋デパートの入る東武浅草駅は長いこと意味不明の横縞で覆われ、創業当時の美しいスタイルを覆い隠されてきた。

実に惜しいことだと思ってきたし、創業時の姿に戻したらどうかとこのTONちゃん日記でも何度か書いた。

ようやく、昭和を資源とすることに腹が決まったようで、昨年から工事に取り掛かった。

数週間前にシートの一部が外されて中をのぞけるようになった。

楽しみ。

そういえば、汲み取り式のトイレはどうなったのかな。。。。

第一段階完了

まずは3本完成しました。

あと二本とバラ玉のストラップ化。

始めはこうでした。


木玉には酷な方法ではありましたが、思いっきり洗いました。
塩分と砂はこうするしか方法ありません。


洗っても洗っても取りきれない油脂分。
もう根気との勝負。


ここまできれいになりました。

弱った玉に擦り漆の手法で木肌を落ち着かせます。

何とか製作できる玉に落ち着きました。

持ち主の方は篤信のある方だったのでしょう。
2尺4寸もある金剛菩提樹原実の装束念珠。
津波に流されもしないで、とどまっていたのですね・・・・

房はさすがにお焚き上げするしかないでしょうが、海水と油にまみれた玉部分はなんとか救出したいと思いました。
大切なご遺品ですから、ご遺族の方に使用してもらうのが一番のご供養だし、お守りになることと信じています。

残りのバラ玉14玉は、ストラップにしようと考えています。