がらっとイメージが変更。
青山俊董師、対本宗訓師、種村健二朗氏は変わりません。
がらっとイメージが変更。
青山俊董師、対本宗訓師、種村健二朗氏は変わりません。
今どきは伽羅が流通することも難しいし、まして伽羅の木(ボクと呼びます)を切って玉に仕立てるなんて奇特な材料屋さんはちょっと見当たらない。
何せ1gが3万も4万もするような時期です。
玉に磨る過程で粉砕される木片、切り屑はすべて回収するとしても、物理的に100%回収は現実問題として無理。目減りする量がもったいない。
切ってみないと木の中がどうなっているかわからない。
外側は素晴らしい姿かたちであっても空洞が多かったり、香りの質が違っていたり・・・
空気に触れれば酸化が始まるわけで香りに変化が生じてくる。
そんなら、木の姿のままに状態にしておいたほうが良いということになりかねないのだ。
だから念珠玉が欲しくても作れない。
が、現状なのだ。
たまたま玉屋が保存していた材料が日の目を見た。
それがこの一本なので最近のものとは比べられない玉の凄みがある。
古い念珠にはよくある一つ房。
一見すると不可思議な形なのだけれど、しばらく見ているとこれもありかな。
だってデザイン的にスッキリしているし、軸紐組や房の左右のバランスを気にすることもないし・・・
あっという間に出来ちゃう。し。
あれ?これって手抜きじゃないの・・・・・