友人と話していた。
小学校のマーチングバンドに自分の孫が参加している。
そこは全国大会に数度優勝している常勝校。
マーチングといえば、体育大学で一糸乱れぬ規律の採れたあの場面を想像するだろう。
そこに楽器を加えての動きを小学生が行う。
あの重い太鼓やホルンや様々な楽器を操りながら近世の採れた動きを見せて監修を魅了させる。
魅了すると書いたが、未弄させるには魅了させうるだけの訓練が必要なのだ。
私立の学校ならユニホームから練習場まで完備された中で練習が行える。しかも全国大会となればだ。しかし公立校となるとふだんの練習できる場所すらままならないという。
今年も全国大会を控えて(勝ち残ってきたということだ)まとまっての練習を行ったという。
すると近所からクレームが入る。なんでもクレームを出すところは決まっているのだという。
学校は百年を優に超える歴史のある小学校だ。
一方そこに長く住んでいるとは言ってもせいぜい戦後の話。
学校の周り、特に小学校といえば元気な子供たちが我が物顔で騒ぐのが当たり前。
校庭を静かな学校なんて聞いたことがない。
それこそ憂いてしまう事態だ。
そこを承知で移ってきたのではないのかな・・・・
そしてうるさいとクレームを出す。ふ~~~ん。
少子化に歯止めがかからないと問題になるが、大人の寛容さの欠如に歯止めがかからないというのとどちらが先か・・・よ~~~く考えてみよう。