神の木パロサント

神の木パロサントを片手念珠にしてみました。

ワシントン条約の法の網にもかかってしまっているので希少材であるだけに丸太での入手が困難な今、珠として28玉揃えることが困難中の困難となっています。

これだけ揃えるのに四苦八苦です。

けど・・・いい香りです。
お届けできないのが残念ですね~~~(^O^)

木肌は油がのっていない最近の沈香のようです・・・

いただきましたぁ・・・上野合格大仏

親しくしていただいている上野大仏の関係者の方に頂いちゃいました。

上野に大仏があることを知らない方は案外いらっしゃいます。

寛永年間に戦乱の世に多く倒れていった敵味方の霊を慰めるために村上城主掘丹後守藤原直寄公によって造立され、関東大震災までそのお姿は健在だったのです。

過去、造立から4度地震で頭が落ちました。

今はお顔だけ。

もうこれ以上は「落ちない」。

だから落ちない祈りを込めて合格大仏さんなのです。

何に頑張ろうかな。

そうだ・・・自転車に乗る時に持っておこうっと。。。。落車よけ。

テグスは、なしね。。。

ネックレスから念珠への仕立て替えです。

意外に多い注文です。

でも・・・
ネックレスは嗜好品。念珠は法具であり実用品。

そこに制作の違いが出ます。

特に真珠と珊瑚は穴がすこぶる小さい。

この細い穴に通す糸はありません。
しかたなく魚釣りに使うテグスを使用せざるを得ないのですが、強いようでいて案外脆いのです。漁師さんがテグスをバチンと歯で噛み切るシーンを目にしませんか。
なにかの拍子でもろくも切れる。切れるとすべりがいいのでサーっと流れてしまう。
なので、テグス使いでも綺麗に念珠に仕上げる方法は編み出しているものの、極力それは勧めたくないのです。

で、途方も無い時間が掛かりながらも、今日も普通糸での通しにチャレンジするわけです。

ちょっと仕立てを違うだけで

羅漢彫りのトラメ仕立ての三種類。

青トラメ
赤トラメ
黄トラメ
以上三種類それに合わせて組み紐の色も若干の違いを出してみた。

ほんのちょっとした変化なのだが、趣が全く異なって見えるから面白い。