満開の影に

今朝の隅田川沿いは早朝から暖かくどう転んでも満開だろう。

花びらの乱舞はまだ見られないけれど時間の問題かと・・・。

一雨来たら色も褪せる。

桜木もさっさと花を落とし楽になりたいだろうなと思いながらいつものコースを走る。

どこから人が集まるのだろうと、ウィークデーながら人でごった返す景色を見る。

だけど毎日片付けてくれる影の力を忘れちゃダメだよね。

締め直しの季節

この季節になると急に暖かくなるせいか、ぼーっとした人が多くなるようで・・・知り合いの心療内科の先生もそんなこと言っていたなぁ・・・

まぁそれと直接関係があるわけではありませんが、湿度の上昇の関係か、この季節、念珠の中糸の伸びが急に目立ってきます。

伸びたままでも支障はないのですが、かえって玉を送りやすくていいような気もしますが、見た感じ格好が悪いので締め直しします。

正絹紐を解いて締めてまた組み直し。

出来上がりました。

紐が緩いと弾が重く感じます。
締め直すと弾が軽く感じる党になって、気持ちがいいですよ。

ちなみにこの念珠は尺二寸の桃の羅漢彫り。

最近、羅漢彫りも面白いものが入らなくなってきました。

つまらない・・・。

人情でしょう・・・

のぞきレンズ付きの本連念珠。

誰が最初に考えついたのだろう・・・

極々簡単な仕掛けなのに、とてつもなく息を長く生きながらえている。

昔、見世物小屋に入ると壁にいくつも穴があいていて、壁の前に立っている専属の口上のおっさんが「まずは見てのお楽しみ」とかなんとか人の好奇心をくすぐって、そこに空いている覗き穴に誘導するのだ。

その心理によく似ているといえば似ていなくもない。

こうやって穴があいていると、

ん?何かな?

なにか見えるのかな?

と、心の叫びに打ち勝てなくなっていくものだ。

で、つい覗いちゃう。

屋久杉

屋久杉の大玉にラピスの道具。

ラピスラズリーの綺麗ドコがほんとうに入手しづらくなってます。
念珠堂では群青色の強い照りの良いものしか入手しないので、青空ラピスの状況はわかりませんが、群青ラピスでようやく見つけたと思うと、白いボタが所々に入っていたりするんですよね・・・ガッカリ。

屋久杉も入りづらくなってきた材料のひとつです。

見頃は日曜日・・・?

隅田公園の桜はこんな感じです。

0.001分咲きというところでしょうか。
北風が吹くものだから、せっかく開きだした桜の花も、思わず引っ込んでしまいました。

上野公園のように内陸ではなく川風の吹く隅田公園内は開花が若干遅くなります。

こんなにしてみんなブルーシートを敷いて、待ってます・・・ね。