何ヶ月ぶりだろうか、春の梅の時期以来になっていた靖国神社に昇殿参拝に今日は無事行くことに成功。

成功?その言葉通りあらゆる条件をクリアしなくては出かけられない今だからこそ、また喜びもひとしおなのであるが・・・。

英霊に会いにいく以上気軽な格好では行くことはできない。
いつも額に汗をかきかき、九段の坂を重装備して登っていくのだ。

月初から雨でいやだーとの声もあるようだが、おかげで若干涼しいし、湿度の高さを我慢すればこんなに快適な参拝日はなかなかない。
雨に濡れた本殿も苔むした植え込みもオツに見える。

参集殿にはウィークデイということもあってかざわついた空気は流れていなかったが、それでも茨城県鉾田の遺族会のお年寄りの団体さんで活気はあった。

参拝の順番を待ちながらその顔顔を知らず知らず見ていたが、お年寄りと言っても7~80歳というところだろうか。戦中は幼い子供時代の方々ということか・・・

参拝を始めた頃は、まだまだ弾丸飛び交う中を行きて戻られた戦友会の方々の姿をよく見たものだけど、最近はよほどの時にしか同席することができなくなった。

時の流れとはいえ、当時を生きた証人の生の声がどんどん遠くなっている。時代の変わり目に焦る気持ちが湧いてくる。

参拝後、今日のお目当ての一つでもある大東戦争70年展の最終章を拝見しに遊就館に足を運ぶ。

じっくり見すぎて、時間がなくなり昼食も抜いた。海軍カレー食べ損ねた。