過去随分多くの羅漢彫りを施した念珠を製作販売してきた。
何種類に及ぶんだろう。素材も、彫りの練度も、精巧さもことごとく異なる玉を好き好んで入荷しては制作し続けてきた。
羅漢彫りではないけれど、骸骨の彫り物は京都に職人がいたが、ついに作れなくなった。
その替わりに一見すれば、そうとわかる海外の骸骨彫りの粗悪品が我が物顔でまかり通っている。
羅漢彫りに関しては、昔から中国のものが主流だったが人件費の高騰や諸々の事情で入手が難しくなりつつある。
精巧な彫りのものから消えていくのはちょっと寂しい気がする。
たまに持ち込まれた当店の羅漢彫り。
残念ながらもう入らない。
でも割っちゃったという。
どうしよう・・・・
しかたない、腕輪に使用していた主玉から抜いてお直しさせてもらった。
でもこれからはどうしようかなぁ。。。。