あまり話題にならないのでこんなことも玉の精度として考えます。
二枚の写真です。
似たような玉ですが、違いが分かりますか。
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鋭い!
そうです。上の写真は蛇がのたうち回っているようにカクカクしてるでしょ。
玉の真ん中に穴が空いていなくてばらつきがあるということ。
日本国内で玉が削られて作っていた時はまず使われなかったものですが・・・
下の写真は緩やかなカーブはあるもののカクカクはありません。
緩やかなカーブは、通し糸に使っている撚り糸による自然なカーブ。
玉としては真芯に穴があいているということです。
こんなところにも念珠って制度が求められるものなんですよ。本当は。