紫水晶はピンキリですが、かなり値の張る貴石です。
でもなかなか清楚な色合いで、人気の衰えない、むしろ海外からの買い付け等があって品薄の様相も呈してきているのが最近の現状です。
オール紫水晶にすると目玉が飛び出しちゃう。と思われるお方には、裏技になるのかもしれません。
水晶系の念珠をお持ちであれば有効です。水晶の場合通し糸は白色が基本です。無色透明であるから白色という考えなのですが、実にもったいない。
透過性のある水晶の性質って染まるということなんです。
石そのものに色が付くというわけではないのですが・・・
中の糸の影響をとても受けるということです。
なので演出効果抜群の素材ということであります。
写真の念珠は水晶のみでで遺作している真言宗の八寸ですが、通し糸を紫にするだけでも水晶の特性で、糸の色を吸って紫色っぽく見えています。
ピンクを通せば紅水晶っぽく。赤色を通したり、黒色を通したり、茶色を通したり、はたまた金色や銀色を通したりで変化するんですね。実におもしろいですね。。。。水晶。
さらに高級感を増してみるとして、親玉のみ紫水晶に変更ということを依頼されました。
高級感を盛り上げようとしています。
そしてこうしたちょっとした手直しなのですが・・・
親玉を紫水晶に付け換えました。
ぐっと高級感が出るでしょ。
で、こうなりました。