浅草のそら
浅草のそら
そこまでやるの・・・
ネットショップの黎明期の頃はよくECの勉強会に行っていた。
講師の口からは「ネットで売れないものはないですよ」だった。
いけいけどんどんの機運が巻き起こっていた。・・・時代だったと思う。
価格競争の世界になってきていいものといけないもの、比較していいものと比較しきれないもの、を感じ始めたら、急速にEC万能論に不愉快さを感じてきてしまった。
二三日前、いつも覗いているSNS画面にネット広告として何やら不思議なものが表示されていた。
うす茶色のギザギザ頭の代物。
クリックしてみた。なんと!それは塔婆だった。
そう・・・。
回忌法要などのとき、お寺さんにお頼みしてお墓の後ろ辺りに建てる板状のものだ。
上のギザギザは、五輪塔と同じ三角丸四角が重なった塔、つまりストーパ(塔)のことなのだが、塔を建てることはたいへん御利益のあることであり、そのご利益を先祖に回向することであり、とても宗教的、まさに宗教行事そのものなのである。
それがネットに出る・・・。
材料はこんなもんだよ~と誰の目にも晒される。
販売業者は記憶にある。お寺専門に納入していた。
お寺の集まりなどの時には、塔婆板を展示して販売しているのも見たことはある。
けど・・・なんで〇天に?
最近、お坊さんまでネットで注文するようになったのだからこれもありなのかもしれない。
とは思うものの五枚でなんぼと表示している。
普通ご供養でお塔婆を建てる場合、お寺の格にもよるけれど一霊位で3〜5千円というところか。
いいのかなぁ・・・
お塔婆なんて、いわゆるお寺のバックヤードじゃない。
現実に引き下ろす手の内を明かすようなもの。
というよりそこまで明らかにして良いものなのだろうか。
祈祷して魂を入れるとはまさしく宗教的儀式ゆえに原価は関係ないということなのであろうが・・・
原価を赤裸々にし現実に晒すことが、将来にどういう心理作用を起こすか・・・が、TONには気がかりなのだ。
冗談じゃない、うちのお寺はしっかりご祈祷しているよ。取り越し苦労はしなさんな。と、胸を張っておられればそれで良いのだが・・・
浅草のそら
この後どんどん曇ってきちゃうのだから、朝の天気はあてになりません。
星月菩提樹尺二寸
製作中ですが、玉の様子です。
星月菩提樹の大玉になると入手が難しくなってきました。
やはり尺二寸の玉は大きいです。
下のほうは天竺菩提樹の大平(尺0)です。
浅草のそら
思い出・・・とすべきか・・・
寒くて股引を探していたら、自転車競技をやってた時のが出てきた。
なんともなつかしーーー。
ピスト用だから背ポケットはついてないからロングランには使えないけど・・・
何より。。。
細くて着れない。。。。(^O^;)ハハハ・・・
浅草のそら
原実好き
子供の頃は無類の現金好き。
お金をもらってはしこしこ貯めてはニンマリする。
古銭集めが趣味で、毎晩手持ちの銭をカタログと照らし合わせながら棚卸をしていた。
そんなまま大きくなっていたらどうなっていたことか・・・
おっと、今はそんなことを書くつもりはなかったんだっけ。
今の主流は石でも木でも素材をいかに丸く艶を出すほどに研磨している。
でも実のところは、元の姿がいちばんいい。
無加工の姿は得も言われぬ美しさがある。
つい手元に置いておきたくなってしまうのは、我ながら困った性格と思っている。