究極の強化糸

念珠のお直しの話し。

昨年ようやく納得のいく強い糸に出会えていざという時のために用意があるのとないのとでは心強さにおいて雲泥の差がある。

修行される方のためを考えると行場で念珠が切れてはいかにも心もとないだろう。

こちらも制作した介がない。

実際、数週間で甚だしい場合は数日で切れることすらある。

で、ずーっと強化糸、強化糸と心に留めて探しては実験してうなだれてきた。

下が一般的な強化糸

半年使っていただいた糸は切れやすい四天や親玉の石の小口部分でも変化は見られない。

へ~~~改めて驚いた。
技術の進歩ってすごいな。

次に心配するのは、糸に玉がついていけるだろうか・・・・だ。

浅草のそら

今日は3時間いつもより遅くに撮影しました。

こうやって見ると冬と夏の太陽の位置がよくわかります。
夏なら朝でもこんな感じの日当たり具合です。

おひさまが低いんですね。

浅草のそら


北側はスカットしているのに・・・

南側はこんなたれこめた雲です。これ雪雲だよね・・・

練習練習・・・・

時々手を動かさないといけない。

毎日正絹紐を操って、念珠製作を百連二百連と作っているのならなんのこともないのだが・・・

紐編みで飾り作りはそう作るものではない。

となると、ただでさえ忘却の彼方にいきそうな技が、あっという間に霞んでしまう。

ということで、来客の合間にあまり紐を使って手慰みをしている。

この結びは季節柄の梅花結び。

何本か重ねて編むと綺麗な表情を出す。

最近は菊房の壊れやすさを嫌って作ることが多い編み込みの房の原型。

釈迦結びの二本取り。

それを立体に起こすと・・・こうなる。

と念珠の房の感じが想像できるのではないだろうか。

ふ~~~

それにしても・・・・

なんと忘れてることか。

けど・・・

手が勝手に動いてくれるのはありがたい。