西郷どん

「西郷」と書いて鹿児島の表現で「せご」。なので「せごどん」

来春からのNHKのドラマに合わせた企画。

企画もののお線香だがなかなか香りはいけている。

香りは三色。

西郷さんの郷里の鹿児島を代表して「山桃」。
京都を代表して「白檀」。
上野を代表して「山桜」。

香りはおとなしいが印象的。

ちょうど、と言うのか、昔、仕事の虫だったために見損なった西田敏行主演の「翔ぶが如く」をYouTubeで見続けている。
今10話目を迎え西郷さんが奥様と離縁したばかりのところだが、さて、ちょうど全話見終わったころに新作が始まるというところだろうか。

プレリュードとして、部屋の香りを「せごどん」に焚き染めておくとするか・・・・

師走です。

浅草にはクリスマスがない。
浅草に来たばかりのころは何の不思議さもなく受け入れていたのだけれど、年を重ねるごとにあれ?と思ってみたりもする。

もう正月飾りが仲見世を覆っている。

一日は浅草寺の掃除から始まる。
朝のお経の時間に合わせて堂内に入りお勤めをし、30分ほど夢心地の時間をこなして境内に出て掃き清める。

二尊仏も黄色いシーツを敷いている。

ちばてつやの母子地蔵も掃き清めました。

終われば車座、いやいや座りはしないのだから円陣を組んで、いつも近況報告をしあう。
みんなTONより先輩ばかりだから自分にとっては貴重な時間である。

子供が未就学の頃からお世話になっているのだから、考えればもう30年近くになることに気がついた。子供が着なくなったダブダブのウインドブレーカーを引っ掛けてきたものだから、ふとそんな気になったのだと思う。


こんなときからだったからね・・・

以前のルーチンはこのあとは靖国神社に昇殿参拝に行き、遊就館に遊ぶというのが常道だったのだが、仕事が重なることが多くこの一年抜け出すこともままならなくなってしまっていて、どこか消化不良を起こしている。

今日は今日で御徒町にある法務局に足を伸ばす羽目になった。

転んでもただでは起きないTONである。
大通りは走らず脇道脇道でくねくね走っているとご褒美が頂けることが多い。

で、今日のご褒美は、こちらに出会えたこと。


東京は特に台東区は町人の街でもあるけれど江戸時代の武家屋敷が多く、ということはお国の神様仏様を勧請して屋敷内に祀っていたわけで、明治以降武家屋敷は消滅しても、名残を残していった。
それがこうした神社仏閣に縁を持てるわけである。

して、これにもありつけた・・・