もうこんな時期

花祭りの四月

もう4月を迎えます。なんと早いことでしょう。

4月8日はお釈迦様のお誕生日。灌仏会(かんぶつえ)一般には花祭りのほうが通りがいいですね。

西暦のお世話になってはいるがキリスト生誕の日(はっきりしないらしいが)クリスマスや、わけのわからない化物を祭るハロウィンを盛大にするならば、せめて仏教文化の恩恵を受けてきた私たち日本人は、その開祖の生誕日をもう少し祝っても良いのではないだろうか?と、ふと思うことがある。

 

浅草のそら

浅草のそら20180331

TONの好きな欅の木。ちょうど今頃から新芽が吹いて若草色に萌える。のびやかに空に両手を広げる。

欅の木

久しぶりに面白い石

黒柿の大玉腕輪

黒柿も玉によって白黒の表情が全然違うから見ていて飽きない。仏壇や仏具を作るとこれがさらに面白い。

 

この玉がサンストーンと聞くから面白い。サンストーンと言うとオレンジ色の地に虎眼効果があるのが頭にこびりついているから、ブラックが基調というから貴重だ。。。洒落ではない。

カイアナイトとサンストーン

カイアナイトはパワーストーン好きの人には手放せない石だが、ラピスとよく似たこの石はいろいろ物語ってくれるみたいな文様がなんとも言えないな。

ミルキーアメジストという。TONは初耳なのだが、ムーンストーンとよく似た表情でありながら、アメジスト。だと。

浅草のそら

浅草の空
すっかり桜日和の毎日ですが、大気はぜんぜん暖かくないんですけど・・・
モクレン並木の並木通り
モクレンが咲きました。あっという間に散ってしまいますが。

東京には空がある。

朝は調子が良くて南千住まで足を伸ばしたTONであります。朝の6時はまだ寒い。けど東京のど真ん中にいても夜明け前後の待機は気持ちがいい。

智恵子抄の千恵子ではないが、東京には空がないとTONも思っていた。しかし安達太良山ほどではないがそれなりにうんと待機を吸い込んでみれば、気持ちも良くなる。ただ、通勤の人々が闊歩し始める頃には、どことなく空は淀み出す。だから極力、お日様が顔を出すか出さぬか頃に願わくば外に出ることが日課なのだ。

毎回毎回、同じ光景なのだが、何かしら新しいものに出くわすもので、全てが流転している世の中にあって、昨日と今日は全く同じ、なんて余りにも傲慢な言葉だと思い知らされるのだ。

浅草の川向こうは今はうんこビルがあたり、区役所があったりと変貌しているが、明治の御代になるまでは、細川藩の下屋敷、そこに隣接して水戸藩の下屋敷があった。今はソメイヨシノを始め様々な種類の桜が競い合っている庭園・・・水戸様の日本庭園跡が公園となり目を楽しませる。以前から建つ石碑。ちょうど良い機会と寄り道してみる。なんと藤田東湖の終焉の地であるその碑であることを知った。ほ~である。

 

空っぽの腹の虫がグ~となる。

 

明示天皇のレガッタご観覧の地には顕彰の牌が建つ。レガッタの練習はもう始まっていた。

水神橋まで走ると花桃だろうか、レンゲと二重奏で出迎えてくれた。

花に見とれて汐入大橋まで足を伸ばしてしまった。

浅草寺五重塔

浅草寺五重塔ミニチュア

頂いちゃいました。Kさんありがとうございます。

浅草寺五重塔が再建された昭和48年の頃に篤信者出されたものでしょうか。。。よく作りこまれていて見ていても飽きません。

広重の絵にある金龍山浅草寺に仁王門(宝蔵門)と五重塔とが描かれていますが、関東大震災にも持ちこたえた国宝五重塔でしたが、残念ながら昭和20年3月10日の空襲で燃えてしまい現在は宝蔵門に向かって左側に再建されています。タイムスリップできたら、この時代の浅草寺をお参りしてみたいですね。