ラリマーの10mm以上の玉ばかり目にしていたので、8mm以下の玉となると可愛さが先にくる印象。小さくても一万円を超えてしまうのでから、やはり稀少石なんだなぁと我に返る。携帯でベタな撮り方なので発色の良さが出ていないが、例えば8mm玉の①と同じく⑤では五倍価格が異なるのだから怖いなぁ。ただ、石好きには堪らない文様と色合いだ。
色々ないろペクトライトの中でもブルーのものをラリマーと呼ぶが、その名前の由来まで知る人は少ない。
ラリマーの発見はまだ30年程度の新しい鉱物。算出されるのはエーゲ海に浮かぶドミニカ共和国。
発見した鉱物学者の愛娘の名前「ラリッサ」とスペイン語の「海」という言葉との造語。ちなみに海はスペイン語でマール。我が愛しの娘の名を全世界の人々が使い続けるとは、なんとも親心だなぁ。「愛の石」という言葉は、正しくは「親の愛の石」なのではないかとTONは思ってしまう。