浅草のそら
浅草のそら
念珠の改装いろいろ
ネックレスから念珠への改装というのは過去になんどかアップさせていただいたが、ここにきて(TONちゃん日記のせいでしょうか・・・)お持ちの念珠を他宗派の形に直すご依頼がどっこいどっこいの盛況を見せています。他宗派といっても片手念珠にしてねということなんですが。その一例です。
曹洞宗の本連をお孫さんのため?に二連作りたいというご依頼。
男女それぞれに作らせていただいた。
房色を変えるだけで表情はガラっと変わります。
親玉がないので、せっかくなので水晶でお仕立てさせてもらいました。
こちらは、やはりお手持ちの日蓮宗の本連。
男のお孫さんのために片手に。
本連の念珠は、5~7mmたまを通常使うので、片手の念珠にするのはちょうど良い大きさといえばそうなのですけどね。付ける房は正絹の房を用います。人絹だと、後々嫌になってくるのが目に見えていますので(癖がつくと直らない、水に濡れると縮むなどなど)。なので基本は正絹を付けさせていただいています。
浅草のそら
同じ石でも仕立て一つでまったく印象が異なります。
ここでは頭房だけですが、手鞠房や紐組みにしてみれば、これまた印象が違ってくるんです。面白いですよね。
浅草のそら
朝は適当に南風が涼しかったのに、無風状態。夏の再来です。
とは言うものの、どことなく秋のよすがをどことなく感じもする朝です。
本日の浅草はサンバ一色になります。沿道には未明から座り込みが始まっていやでも賑わかしに一役買っています。
浅草のそら
浅草のそら
いいお顔。阿弥陀様
でもこんなにちいさい。
小さくても、心を込めて彫ることはできるのです。