浅草のそら

与那国島では50年に一度という大雨が降っているそうです。

浅草もこのとおり。

TONは知り合いが早朝の集まりで講師をするというので、朝ランはやめて、ビューホテルまで足を伸ばしました。何年ぶりかで28階にあがりましたが、昼間の浅草は、ビルばかり。なんとも絵にはならないったらありゃしない。

浅草寺が景色の中に埋もれてしまっている。

かろうじて、携帯の銀杏の木々が聖域を主張してくれています。今日はこの浅草寺にまつわる話しなのです。

友人の話は観音さまのご示現にまつわる記紀(古事記・日本書紀)を紐解きながらの話し。

記紀には観音様が示現される2、3年前より異常気象、現象が書かれています。夏でありながら雪が降るほどの冷夏に見舞われ餓死者が巷に溢れ、皆既日食が人心を惑わし、昆虫の大量発生など、混沌とする社会不安の時期であった時代に観音像が彗星のごとく現れるという設定、関わりがとても面白く、それが浅草の観音示現だったということで、ちょうど三社祭を控えている今、何ともドラマチックに思えてなりませんね。

そんな話に魅了した朝でありました。

なかともくんが母になった?

誰が置いたか知らないけれど・・・

誰もがみんな知っている。

頭のつるつるぴかりんは、正義の味方だ良い小僧♪

はやてのように現れて、はやてのようにさっていく

ぴかりん小僧はだれでしょう、ピカリン小僧はだれでしょう♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

一期一会

気づくと後ろにお客様が佇んだ。振り向くと懐かしいお顔。つい気が緩んだ。

半年前(そんなに経っていないかな)ママチャリで亀戸まで出かけたことがある。もちろん仕事だ。
仏壇の電装品がうまく点かない。というご相談を受け、訪問して新しい電装品と取り替えさせていただいた。最近は訪問してまでというのが少なくなっただけに、水を得た豚のように。。。いやいや魚のような気持ちよさで、ふんふん♬いいながら亀戸まで短い足を伸ばしてきた。ことがあった。

ちょうど夏日のような暑さの中だっただけに汗だくで到着。御夫婦で暖かく迎えてくださった。

無事取り付けて後、どうぞとお茶を出してくださったのが奥様。もちろん世間話。TONがチンチン電車キチだと話すと、「むかしはすぐそばに都電が走っていたんだよ」と今は緑道になってしまった小道を教えてくださり、奥様も昔話に興じてくれた。

「4月に亡くなったんだよ」

あえて無表情に語ろうとするがぎこちない。

ご主人の言葉に固まった。

末期の癌だったという。 毎年検査していたのに・・・

思わずぶわっと目から雫が飛び出した。TON。

全く自覚症状はなかった。それが唯一家族としてはありがたかったと言う。

亡くなる3時間前まで自分の葬式の件、子供たちとの会話、、、話し終えて静かに永遠の眠りに就いた。

話し終えると冷静だったご主人も堪りかね相好を崩された。

伺った時、宿題をいただいていた。

早く行かなくちゃと再訪を考えていながら、忙しさにかまけ後回し後回しにしていたTON。

悔いた。

心に浮かぶことは、近々必ず何かある。昔からそうなんだ。

TONは子供の頃からそんなことばっかり。

だから一期一会。

その時で済ませる。後に後悔のないように。しているつもりなのだが・・・

令和にはこんな思いしたくないな。改めて思わされた。

もう間もなく。。。

三社祭です。

来週17日から19日(神輿が出るのは18.19日)には浅草は祭り一色になって熱気ムンムンです。まして今年は・・・

そう!令和元年の三社祭。

∴「新帝御即位」の文字が。
祭り提灯にも 。

これは・・・記念になくなっちゃうかな。