仏像の修理

仏像の修復は江戸期のものをさせていただくことが多かったのですが、過去に仏壇と一緒に販売して舞い戻ってきたのはこれで二件目です。いつお嫁に行ったものかなと調べたら20年前。

白檀(もちろん老山白檀)がまだまだ気軽に手に貼った時期とは言え稀少材の老山。修理するにも大変な時代になってしまいました。

見ると、光背は折れてどこかに飛んじゃったと言うし、ちょっと無残。お盆までに間に合わせたいと(TONがね)思いつつ職人に依頼した。でもこれくらいなら自分でも直せそうだけど、餅は餅屋にお願いした。

台座もこの状態。
光背の48本すべて揃いました。
左手はまるでないので、作像させていただいた。

以上でした。