浅草のそら 駒形堂の法要日です。

今日は駒形堂のご供養日。

昨日が浅草寺の観音様の納めの観音の日というのであれば、今日は馬頭観音様の納め観音日ということになるのでしょう。

生憎の曇り空でしたが、いつもどおり町内と観音堂を掃き清めたあと椅子テーブルをセッティングして、TONはお店があるのでそこまでです。

正月のご縁日には参加したいなぁ。

浅草のそら 納めの観音(羽子板市)

 今日は観音さまの本年最後のご縁日、つまり納めの観音です。そして羽子板市二日目となります。

 TONが浅草の住人になった頃は人が多くて歩けないほど賑わっていた記憶が。。。なにかの間違いだろうか。ただ、屋台が少なくなったのは確かで聞くと裏社会の人たちを排除したのだとか。それもそうかもしれないけど、羽子板が子供の成長を祈るお守りとしての価値が遠のいてきたからのような気もしないでもなくはない。神社仏閣の境内で市が立つというのはそれなりに信仰とかけ離れた市は少ない気がする。

とすると立つ市に集まる人が少なくなるということは、民族としての根底になくてはならない根っこ部分が枯れてきているからなのか・・・と思うのは早合点?ということだろうか。

ほおづき市にしても朝顔市にしても市の中に溶け込むようにそこにいるだけでもどことなく季節を肌で感じて楽しいものだった記憶があるのだが。。。

羽子板市は明日まで。

ちょっとイケてる?

ちょっと彫りは硬い感じがするけど、まぁまぁでしょ。

暮れから正月にかけて販売します。あここまで漕ぎ着けるの~~~大変でした。

販売価格は・・・

300円。何が当たるかわかりません。

ん?なに?それって。。。。

これです。これ。

ガチャガチャ。。。ガチャポン。

しっかし・・・・何でもありだなぁ。うちは。

ジルコンもいいよね。

ジルコンの素材に始めて出会ったのが三十年前。当時は誕生石を貴石ではなく宝石で腕輪念珠を作りたいと思っていたのだが、ネックはダイヤモンドだった。

取引していた台湾の宝石加工所に伺った時に魅せられたのがジルコンだった。

もちろん日本ではまだ念珠としては流通していなかったからキラメキに一発でときめいたのは言うまでもない。

そのときはローズアメっぽい色合いは数が少なく、無色透明のものが多く文字通りダイヤに見間違う。カットがされているものも良いのだが、丸玉がまたいい。

屈折率の関係で光を中に閉じ込めるという表現が似つかわしいのではなかろうか。

この念珠は最近の玉だが、お嫁に行くのが決まりサイズ直しのため改めてまじまじ観察してみた。

あ~やっぱりいい!

絶対いい。

通し糸を替えるだけで表情がこれだけ違ってくる。

本連の振分けを作らせてもらったが、間違えて白糸を通してしまったのでいい機会なのでちょっとその差を検証してみたくなった。

もともと朱赤の房をつけることで能動的な強さが表現されているが、水晶の下がり部分と主玉部分はどうしても別物を感じさせてしまう。

しかし、主玉部分の通し糸に観音さまを表す宗赤の共色を通すことで、全t字が一体化を出し、全体に力強さを醸し出してくれた。

このシリーズは、水晶の主玉を使用して、色を替えずいぶん作らせていただいたが、朱色は初めて。お寺の装束としては頻繁に使う色あいなのだが、あくまで尺八や尺六。

尺や尺二といった短い本連には使用したことがなかった。でもこうして仕立ててみると、ベストマッチすることを改めて感じさせられた次第だ。

念珠は奥が深いぞ。。。。