無患子完成

先月中に仮通ししておいた無患子の完成。

綿毛を取っておいてくださっていたので制作は実に楽。

腕輪の15本はすぐに完成させた。

一見しただけじゃハリか水晶かはわからないよね。

左二つがハリ仕立て。右三つが水晶仕立て。

あとはお渡しするのみと最後のチェックしていたらナナナント!ハリ親にほんのちょっとの欠けが見つかった。あれーーー!もう仕立て直しいかないじゃん。渡せなくなっちゃった。渡す前でよかった~~。

骸骨彫りだけど、、、象牙?

まるで象牙。

けれどこれは、鹿の角でした。

最近の丸っこい、見ただけで吹き出してしまいそうな骸骨ばかりを見ているせいか、リアルな彫り様に、京都にいた骸骨彫り専門の職員を思い出した。

だいぶ研究したと見えて細部にリアル感が醸し出されている。

京都の職人が廃業してしまってからは、骸骨彫りは入荷してこなかったのだけれどこれくらい彫れるようだったらと今回は入荷させていただいた。試しの一本。

ただし、馬の骨で作った念珠を一緒に付けることは叶わないだろう。。。。。

馬 + 鹿 だもんね。注意しなければいけない。

ただし馬の骨の念珠があればの話だが。。。

ヤクの骨のはあるけれどヤクは牛の親戚なり。

浅草のそら もう師走です。 

浅草はもうお正月です。

今朝は浅草寺境内のお掃除会で朝の勤行に走り向かうと、天空がなにか賑々しい。上を向いてみると、紅白のまゆ玉が軒を飾っていました。

毎年の光景ですが、ここにはクリスマスはありません(キッパリ!)

あるのは暮れから正月に向かうだけです。もう慣れましたけど、浅草に来たばかりのころは寂しいものでした。TONの故郷の横浜は、米軍のベースもあってとにかく12月はクリスマスカラーに染まりましたから寺町浅草を否応なく意識させられました。

仲見世のまゆ玉の色はピンクではなく「赤」なのだと先輩が行っていたのが印象的。

浅草寺境内のイチョウはまだまだ真っ黄色には程遠いかな。

今年と来年が競い合っているような不思議な感じを受けました。

毎年この時期だったかなぁ。東日本の復興への援助協力のために始まった東北の物産展。昨日、今日の二日間だけですが結構広いブースを取っていました。

大震災以降大災害が各地で起きたけど、当初の精神は変わらず続けることが大切。継続は力なりと思う。