コロナ騒動で人と人の接触を自粛せよとのお達しに(正しくは要請であって命令ではないのだが)、人との接触ができないというのはいかにも日本人の井戸端会議的情報交換の場、情の交換場が無くなる辛さはいかばかりかであろうというもの。
人との交流ができないというのなら、神様仏様との交流なら良いのではないかと思ってみたりなのだ。
この期間、どういうわけか写経用紙がよく売れる。
ネットからもそうなのだが、朝に電話を頂いて確かめてからいらして下さる方が多い。
聞くと、普段は忙しくてなかなか書けないからこの時とばかりに、写経紙を求められたのだという。
霊場の札所もこの期間閉じられているし、人の動きも止められている以上家にこもってできることはこれしかないではないか。いやないではないかではなく、今だからできるのだ。
霊場巡りには写経を収めることが必要条件。
夢々空手で回って欲しくないと思うTONの願いである。