今日は天皇誕生日でお休み。
昔なら、と言ってもたかだか70年前までは天長節と呼ばれていたわけで、内容が分からずともどことなくありがたみのある響きだ。
亡くなった昭和一桁の母親はTONが幼少の頃より天皇家を崇拝するわけでもなく、臣民という観念すらまったくなかった(と思う)一国民だった。尋常小学校当時の教育はありがたいもので、人格形成、文化感覚の形成にしっかり役立っていた。頭では国家国民など全くもってスルーしていても、当時の文化をしっかり身にまとっていて、子供心にも「日本」という実態が母親の言葉や思い出を懐かしがるその中に常に再現されているのを垣間見て育った。
TONも青春期、国家がなんだと黄色いくちばしをピーピー言っていたはずなのだけれど、年輪を重ね気が付くと国としての貴重性を大切にしようとしている自分に気づかされるのだから、、、なんともおもしろいものだ。
そういえばNHKが国旗と君が代を流さなくなったのはいうからだろうか。。。ふと思った。